Get-RMSFileStatus

指定したファイルの RMS 保護の状態を取得します。

構文

Get-RMSFileStatus
   -File <String>
   [<CommonParameters>]

説明

Get-RMSFileStatus コマンドレットは、指定されたファイルの保護状態 (ファイルが Rights Management によって保護されているかどうかに関係なく) を返します。

保護されたファイルの状態は Protected (Native) または Protected (Generic) で、保護されていないファイルの状態は Protected です

Outlook データ ファイル (.PST) は常に保護状態の保護を返します。

例 1: 指定したファイルの保護状態を一覧表示する

PS C:\>Get-RMSFileStatus -File "C:\Test.docx"
FileName             Status
--------             ------
C:\Test.docx         Unprotected

このコマンドは、指定されたファイル C:\Test.docxの Rights Management 保護の状態を一覧表示します。

.docxファイル名拡張子を持つファイルはネイティブ保護をサポートしているため、状態は "Protected (Native)" または "Unprotected" を返します。

例 2: フォルダーおよびサブフォルダー内のすべてのファイルの保護状態を一覧表示する

PS C:\>foreach ($file in (Get-ChildItem -Path C:\Documents -Recurse -Force | where {!$_.PSIsContainer})) {Get-RMSFileStatus -f $file.PSPath}

Get-RMSFileStatus コマンドレットは一度に 1 つのファイルに対して機能しますが、次の Windows PowerShell コマンドを使用して、フォルダー (この例では C:\Documents という名前) とそのサブフォルダー内のすべてのファイルの状態を取得できます。

同じコマンドは、ドライブとパスの代わりに UNC パスで使用できます。

例 3: フォルダーおよびサブフォルダー内のすべてのファイルの保護状態を持つ.CSV ファイルを作成する

PS C:\>$(foreach ($file in (Get-ChildItem -Path C:\Documents\ -Recurse -Force | where {!$_.PSIsContainer})) {Get-RMSFileStatus -f $file.PSPath}) | Export-Csv -Path C:\Temp\ProtectedFilesList.csv -Encoding ascii -NoTypeInformation

結果を.CSV ファイルに出力して、情報を並べ替えたり並べ替えたりできるように、前の例をさらに拡張できます。

この例では、 .CSV ファイルは ProtectedFilesList.csv という名前で 、C:\Temp フォルダーに保存されます。 ファイルが既に存在する場合は上書きされます。

パラメーター

-File

Rights Management によって保護されているかどうかを確認するファイルへの完全修飾パスを指定します。

Type:String
Position:Named
Default value:None
Required:True
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False