Get-RMSServerAuthentication

RMS への認証に使用されるサーバー モードの状態を取得します。

構文

Get-RMSServerAuthentication []

説明

Get-RMSServerAuthentication コマンドレットは、Set-RMSServerAuthentication を使用して設定されたサーバー モードの状態と詳細を取得します。 非対話形式でファイルを保護または保護解除するには、サーバー モードを設定する必要があります。 たとえば、Windows Server とファイル分類インフラストラクチャ (FCI) を使用してファイルを保護する場合などです。 この状態は、PowerShell セッションの間はオンのままです。

ユーザー アカウントを使用してファイルを保護または保護解除する場合、このコマンドレットは適用されません。

Azure Rights Management サービスでサーバー モードを使用するには、Azure AD でサービス プリンシパル アカウントを使用する必要があります。 AD RMS でサーバー モードを使用するには、コンピューター アカウントにアクセス許可が付与されている必要があります。 詳細については、Azure Information Protection クライアント管理者ガイドの「Azure Information Protection クライアントでの PowerShell の使用」を参照してください。

例 1: Azure RMS を使用しているときにサーバー モードの状態を取得する

PS C:\>Get-RMSServerAuthentication
The RmsServerAuthentication is ON

Base64Key                                         AppPrincipalId                          BposTenantId
---------                                         --------------                          ------------
zIeMu8zNJ6U377CLtppkhkbl4gjodmYSXUVwAO5ycgA=      b5e3f76a-b5c2-4c96-a594-a0807f65bba4    23976bc6-dcd4-4173-9d96-dad1f48efd42

このコマンドはサーバー モードの状態を取得し、出力はサービス プリンシパル アカウントが Azure Rights Management サービスに対する認証に使用されていることを示します。 出力には、現在使用されている識別子が含まれます。

例 2: AD RMS を使用しているときに serer モードの状態を取得する

PS C:\>Get-RMSServerAuthentication
The RmsServerAuthentication is ON

このコマンドはサーバー モードの状態を取得し、識別子がないため、出力は AD RMS に Windows 統合認証を使用していることを示します。