Touch タスク

パラメーター

Touch タスクのパラメーターの説明を次の表に示します。

パラメーター

Description

AlwaysCreate

省略可能な Boolean 型のパラメーターです。

true に設定すると、存在していないファイルがすべて作成されます。

Files

必須の ITaskItem[] 型のパラメーターです。

タッチするファイルのコレクションを指定します。

ForceTouch

省略可能な Boolean 型のパラメーターです。

true に設定すると、ファイルが読み取り専用であっても、ファイルにタッチします。

Time

省略可能な String 型のパラメーターです。

現在の時刻以外の時刻を指定します。 Parse メソッドで受け取ることのできる形式で指定する必要があります。

TouchedFiles

省略可能な ITaskItem[] 型の出力パラメーター。

正常にタッチしたアイテムのコレクションが格納されています。

解説

上記のパラメーター以外に、このタスクは TaskExtension クラスからパラメーターを継承します。このクラス自体は、Task クラスから継承されます。 これらの追加のパラメーターの一覧とその説明については、「TaskExtension 基本クラス」を参照してください。

使用例

次の例では、Touch タスクを使用して、Files アイテム コレクションに指定されたファイルのアクセス時刻および更新時刻を変更し、正常にタッチしたファイルの一覧を FilesTouched アイテム コレクションに格納しています。

<Project xmlns="https://schemas.microsoft.com/developer/msbuild/2003">

<ItemGroup>
    <Files Include="File1.cs;File2.cs;File3.cs" />
</ItemGroup>

    <Target Name="TouchFiles">
        <Touch
            Files="@(Files)">
            <Output
                TaskParameter="TouchedFiles"
                ItemName="FilesTouched"/>
    </Touch>
</Target>
</Project>

参照

概念

MSBuild タスク

その他の技術情報

MSBuild タスク リファレンス