タイマの技術サンプル
[This documentation is for preview only, and is subject to change in later releases. Blank topics are included as placeholders.]
このサンプルでは、共通言語ランタイムでタイマを使用する例を示します。 Timer クラスを使用して、メソッドへの周期的なコールバックを生成します。 Timer を作成して、それをデリゲートに渡します。 Timer が発生すると、デリゲートが呼び出され、静的メソッドがスレッド プールにあるワーカー スレッドにより非同期に呼び出されます。
このサンプルの使用方法の詳細については、次のトピックを参照してください。
コマンド プロンプトを使用してサンプルをビルドするには
コマンド プロンプト ウィンドウを開き、サンプルの使用言語に対応するサブディレクトリに移動します。
プログラミング言語の選択に応じて、コマンド ラインで、「msbuild TimersCS.sln」または「msbuild TimersVB.sln」と入力します。
Visual Studio を使用してサンプルをビルドするには
Windows エクスプローラを開き、このサンプルの使用言語に対応するサブディレクトリに移動します。
使用しているプログラミング言語に応じて、TimersCS.sln または TimersVB.sln ファイルのアイコンをダブルクリックし、このファイルを Visual Studio で開きます。
[ビルド] メニューの [ソリューションのビルド] をクリックします。
サンプルを実行するには
コマンド プロンプトを使用して、ビルドした実行可能ファイルが格納されているディレクトリに移動します。
コマンド ラインで「TimedCallback.exe」と入力します。
注意
このサンプルでは、コンソール アプリケーションをビルドします。出力を表示するには、これをコンソール ウィンドウで実行する必要があります。
解説
以下の項目に、このサンプルで使用されているクラスおよび技術について簡単に説明します。
スレッド タイマ
- Timer 相対時刻または絶対時刻を使用する周期またはシングルトン タイマの作成に使用します。 このサンプルでは、アプリケーションが終了するまで 2 秒ごとにデリゲートを呼び出す周期タイマを作成します。
スレッド プール このサンプルでは ThreadPool クラスは明示的に参照されていませんが、Timer クラスは、共通言語ランタイムが管理するスレッド プールを使用して、タイマ イベントが発生すると非同期にデリゲートを呼び出します。 このサンプルのタイマは、プールにあるワーカー スレッドを 2 秒ごとに使用します。
デリゲート
- TimerCallback タイマ用のタイプ セーフなコールバック メソッドを作成します。
非同期メソッド呼び出しを使用するタイマの使用の詳細については、ソース コード ファイルのコメントを参照してください。