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/baseaddress

ダイナミック リンク ライブラリ (DLL: Dynamic Link Library) を作成するときの既定のベース アドレスを指定します。

/baseaddress:address

引数

語句

定義

address

必ず指定します。 DLL のベース アドレス。 このアドレスは 16 進数として指定する必要があります。

解説

DLL の既定のベース アドレスは、.NET Framework によって設定されます。

このアドレスの下位ワードは丸められます。 たとえば、0x11110001 と指定すると、丸められて 0x11110000 になります。

DLL の署名プロセスを完了するには、厳密名ツール (Sn.exe) の –R オプションを使用します。

ターゲットが DLL でない場合、このオプションは無視されます。

Visual Studio IDE で /baseaddress を設定するには

  1. ソリューション エクスプローラーでプロジェクトを選択します。 [プロジェクト] メニューの [プロパティ] をクリックします。 詳細については、「プロジェクト デザイナーの概要」を参照してください。

  2. [コンパイル] タブをクリックします。

  3. [詳細] をクリックします。

  4. [DLL ベース アドレス] ボックス内の値を変更します。

    注意

    [DLL ベース アドレス] ボックスは、対象が DLL である場合を除き、読み取り専用です。

参照

関連項目

/target (Visual Basic)

コンパイル コマンド ラインのサンプル (Visual Basic)

Sn.exe (厳密名ツール)

その他の技術情報

Visual Basic のコマンド ライン コンパイラ