clientTarget 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
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特定の複数のユーザー エージェントのエイリアスをユーザー エージェント エイリアスの内部コレクションに追加します。
<clientTarget>
<add... />
<remove... />
<clear/>
</clientTarget>
属性および要素
以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。
属性
なし。
子要素
要素 |
Description |
|---|---|
add |
省略可能な要素です。 特定の 1 つのユーザー エージェントのエイリアスをユーザー エージェント エイリアスの内部コレクションに追加します。 |
clear |
省略可能な要素です。 指定した Web.config ファイルに現在格納されているか、指定した Web.config ファイルから継承したすべてのエイリアスを削除します。 |
remove |
省略可能な要素です。 特定の 1 つのユーザー エージェントのエイリアスをユーザー エージェント エイリアスの内部コレクションから削除します。 値は、先行する add ディレクティブの値と正確に一致する必要があります。 ワイルドカードを使った選択はサポートされていません。 |
親要素
要素 |
Description |
|---|---|
configuration |
共通言語ランタイムおよび .NET Framework アプリケーションで使用されるすべての構成ファイルで必要なルート要素を指定します。 |
system.web |
ASP.NET 構成セクションのルート要素を指定します。 |
解説
ユーザー エージェント エイリアスのコレクションは、ASP.NET サーバー コントロールが内容を表示する対象となる複数のユーザー エージェントを示します。 詳細については、Page.ClientTarget プロパティのトピックを参照してください。
既定の構成
次の既定の clientTarget 要素が、ルートの Web.config ファイルで構成されます。
<clientTarget>
<add alias="uplevel" userAgent="Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)" />
<add alias="downlevel" userAgent="Generic Downlevel" />
</clientTarget>
使用例
ユーザー エージェント エイリアスを追加する方法を次のコード例に示します。
<configuration>
<system.web>
<clientTarget>
<add alias="ie5" userAgent="Mozilla/4.0 (compatible;MSIE 5.5;Windows NT 4.0)"/>
<add alias="ie4" userAgent="Mozilla/4.0 (compatible;MSIE 4.0;Windows NT 4.0)"/>
</clientTarget>
</system.web>
</configuration>
要素情報
構成セクション ハンドラー |
|
構成メンバー |
System.Web.Configuration.ClientTarget |
構成できる場所 |
Machine.config ルート レベルの Web.config アプリケーション レベルの Web.config 仮想ディレクトリ レベルまたは物理ディレクトリ レベルの Web.config |
要件 |
Microsoft Internet Information Services (IIS) Version 5.0 以降 .NET Framework Version 1.0 以降 Microsoft Visual Studio 2003 以降のバージョン |
参照
処理手順
How to: Lock ASP.NET Configuration Settings
Reference
system.web 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
clientTarget の add 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
clientTarget の clear 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
clientTarget の remove 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
概念
ASP.NET Configuration Overview
ASP.NET Server Controls and Browser Capabilities