Windows Server AppFabric アプリケーション管理機能の拡張
AppFabric では、IIS マネージャー拡張機能 UI および Windows PowerShell 管理 API 層を使用して管理者がアプリケーションおよびシステムの管理を実行できるようになっています。また、AppFabric は拡張機能ポイントを備えており、管理者が IIS マネージャーの機能や AppFabric での Windows PowerShell の用途を拡張することが可能です。独自の管理ソリューションを作成するには、次の方法があります。
IIS マネージャーに、Windows Server AppFabric モジュールに加えてカスタム モジュールを追加する。
AppFabric のコマンドレットを実行する UI ツールを作成する。
AppFabric の標準コマンドレットに加えて、カスタム コマンドレットを作成する。
これらのどの方法の場合も、Windows PowerShell コマンドレット (AppFabric 用に作成されたものなど) を使用するか、AppFabric コマンドレットを実行する API を使用します。AppFabric コマンドレットは、Microsoft Web Administration (MWA) および Microsoft Web Management (MWM) の API を使用して構成ファイルを管理します。MWA の用途は、構成設定の調整です。MWM は、新しい UI 機能を IIS マネージャーに追加するためのフレームワークとして使用されます。たとえば、サーバー構成ファイルに対するカスタム設定を管理するための UI を IIS マネージャーに追加する場合は、Microsoft.Web.Administration.dll および Microsoft.Web.Management.dll からの API を使用します。MWA および MWM の詳細情報については、「IIS 7.0 用の MWA および MWM の概要」 (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=177645) を参照してください。
2011-12-05