IIS マネージャーを使用したアプリケーションの制御
AppFabric の IIS マネージャー拡張機能では、アプリケーションを簡単に開始または停止できます。アプリケーション制御コマンドは、[操作] ウィンドウにあります。アプリケーションの開始および停止操作は、アプリケーションの自動開始に影響を与え、自動開始から影響を受けます。アプリケーションを停止するときは、AppFabric はすべてのアプリケーション プロトコルを無効にして、アプリケーションの自動開始を停止します。アプリケーションを開始するときは、AppFabric はすべてのアプリケーション プロトコルを再び有効にして、アプリケーションの自動開始を元に戻します。
停止と開始のコマンドはどちらも、AppFabric のコマンドレットを実行します。アプリケーションの停止操作は、Stop-ASApplication コマンドレットを呼び出します。アプリケーションの開始操作は、Start-ASApplication コマンドレットを呼び出します。Stop-ASApplication コマンドレットと Start-ASApplication コマンドレットの説明およびその使用方法の説明については、「Windows Server AppFabric コマンドレットを使用してのアプリケーションの制御」を参照してください。
アプリケーションを停止および開始する操作は、制限のないすべてのアプリケーションに適用されます (.NET Framework 4 および以前のバージョンの .NET Framework、WCF、WF、および ASP.NET)。詳細については、「アプリケーションの制御」を参照してください。
前提条件
アプリケーションを停止または開始するには、AppFabric 拡張機能を備える IIS マネージャーに管理者としてアクセスする必要があります。
アプリケーションを停止するには
[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をクリックします。次に、[Windows Server AppFabric] をクリックし、[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー] をクリックして、IIS マネージャーを開きます。
IIS マネージャーの [接続] ウィンドウで、サーバーをアプリケーション レベルまで展開し、停止するアプリケーションをクリックします。
[操作] ウィンドウの [アプリケーションの停止] をクリックするか、または [接続] ウィンドウでアプリケーションを右クリックし、[WCF サービスと WF サービスの管理] をポイントして、[アプリケーションの停止] をクリックします。
アプリケーションを開始するには
[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をクリックします。次に、[Windows Server AppFabric] をクリックし、[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー] をクリックして、IIS マネージャーを開きます。
IIS マネージャーの [接続] ウィンドウで、サーバーをアプリケーション レベルまで展開し、開始するアプリケーションをクリックします。
[操作] ウィンドウの [アプリケーションの開始] をクリックするか、または [接続] ウィンドウでアプリケーションを右クリックし、[WCF サービスと WF サービスの管理] をポイントして、[アプリケーションの開始] をクリックします。
ヒント
アプリケーション プールも開始しないと、アプリケーションは開始しません。アプリケーション プールを開始すると、他のアプリケーションに影響がある場合があります。
2011-12-05