Set-ASApplication

Set-ASApplication

アプリケーション内のサービスの自動開始およびアプリケーションによって使用されるアプリケーション プールの自動開始を有効にするために使用します。アプリケーションに含まれるすべてのサービスに対して自動開始の有効化を指定したり、アプリケーション内の個々のサービスに対して自動開始を必ず有効化するように指定したり (T:Microsoft.ApplicationServer.Management.Commands.Enable-ASAppServiceAutoStart を使用) できます。サービスの自動開始を有効か無効にできるようにするには、Windows 7 または Windows Server 2008 R2 オペレーティング システムを使用する必要があります。アプリケーションに対して自動開始を有効にするには、Set-ASApplication コマンドレットに AutoStartMode パラメーターを指定して実行します。これによって、サーバー レベルの applicationHost.config ファイルに serviceAutoStartEnabled 属性が追加され、値が "true" に設定されます。AutoStartMode パラメーターの値を "All" に設定すると、アプリケーションに含まれるすべてのサービスの自動開始が有効になり、applicationHost.config ファイルでそのアプリケーションの serviceAutoStartMode 属性の値が "all" に設定されます。AutoStartMode パラメーターの値を "Custom" に設定すると、serviceAutoStartMode 属性の値は "Custom" に設定されます。AutoStartMode を "Disabled" に設定すると、serviceAutoStartMode は空の文字列に設定されます (または削除されます)。

構文

Parameter Set: SiteNameAndVirtualPath
Set-ASApplication [-SiteName] <String> [[-VirtualPath] <String> ] -AutoStartMode {<All> | <Custom> | <Disable>} [-EnableApplicationPool] [-Force] [-Confirm] [-WhatIf] [ <CommonParameters>]

Parameter Set: ApplicationObject
Set-ASApplication -ApplicationObject <ApplicationInfo> -AutoStartMode {<All> | <Custom> | <Disable>} [-EnableApplicationPool] [-Force] [-Confirm] [-WhatIf] [ <CommonParameters>]

Parameter Set: Uri
Set-ASApplication [-Uri] <Uri> -AutoStartMode {<All> | <Custom> | <Disable>} [-EnableApplicationPool] [-Force] [-Confirm] [-WhatIf] [ <CommonParameters>]

パラメーター

-ApplicationObject<ApplicationInfo>

ApplicationObject の名前。コマンドレットは、そのアプリケーションに対して動作します。このパラメーターは、Get-ASApplication コマンドレットの出力を、Set-ASApplication コマンドレットにパイプするために使用します。

エイリアス

なし

必須

true

位置

named

既定値

なし

パイプライン入力の許可

true (ByValue)

ワイルドカード文字の許可

-AutoStartMode<ApplicationAutoStartMode>

自動開始を有効にするには、AutoStartMode パラメーターの値を "All" または "Custom" に設定します。値として "All" を指定すると、アプリケーション内のすべてのサービスに対して自動開始が有効になり、特定のサービスの自動開始設定は無視されます。値として "Custom" を指定すると、アプリケーション内のサービスのうち、自動開始が個別に有効化されたもの以外は、サービスの自動開始は無効になります。"Disable" の値を指定すると、アプリケーションの自動開始は無効になります。

AutoStartMode パラメーターを指定せずに Set-ASApplication を実行すると、アプリケーション内のすべてのサービスに対して自動開始が有効になります。これは、値に "All" を指定した AutoStartMode パラメーターを追加するのと同じことです。

サービスの自動開始モードは、アプリケーションの自動開始モードに依存します。アプリケーション レベルで自動開始を有効にする場合、アプリケーションが使用するアプリケーション プールの自動開始も有効にされているときにのみ、そのアプリケーションに対して自動開始が動作します。

このパラメーターに指定できる値:

All

Custom

Disable

エイリアス

なし

必須

true

位置

named

既定値

なし

パイプライン入力の許可

false

ワイルドカード文字の許可

-EnableApplicationPool

アプリケーションによって使用されるアプリケーション プールの自動開始を有効化し、アプリケーション プールの startMode 属性を "AlwaysRunning" に設定します。アプリケーション レベルで自動開始を有効にする場合、アプリケーションが使用するアプリケーション プールの自動開始も有効にされているときにのみ、そのアプリケーションに対して自動開始が動作します。

エイリアス

なし

必須

false

位置

named

既定値

なし

パイプライン入力の許可

false

ワイルドカード文字の許可

-Force

ユーザーに確認することなく、強制的にコマンドを実行します。

エイリアス

なし

必須

false

位置

named

既定値

なし

パイプライン入力の許可

false

ワイルドカード文字の許可

-SiteName<String>

Web サイトの名前を、IIS マネージャーの [接続] ウィンドウで定義されているとおりに指定します。コマンドレットは、そのサイト内の特定のアプリケーションまたは仮想ディレクトリのスコープで動作します。SiteName パラメーターを使用する場合は、そのサイト内に存在するアプリケーションまたは仮想ディレクトリを指定する VirtualPath パラメーターを追加する必要があります。この仮想パスには、IIS で定義されているとおりのアプリケーションまたは仮想ディレクトリの名前が含まれている必要があります。仮想パスの先頭の "/" 文字は省略可能です。SiteName パラメーターを使用する場合は、Uri パラメーターを使用しないでください。

エイリアス

なし

必須

true

位置

1

既定値

なし

パイプライン入力の許可

true (ByPropertyName)

ワイルドカード文字の許可

-Uri<Uri>

IIS アプリケーションまたは仮想ディレクトリの URI。コマンドレットは、そのスコープで動作します。Uri パラメーターを使用する場合は、SiteName パラメーターと VirtualPath パラメーターのセットを使用しないでください。

エイリアス

なし

必須

true

位置

1

既定値

なし

パイプライン入力の許可

true (ByPropertyName)

ワイルドカード文字の許可

-VirtualPath<String>

アプリケーションまたはディレクトリの仮想パスを、IIS マネージャーの [接続] ウィンドウで定義されているとおりに指定します。コマンドレットは、そのアプリケーションまたは仮想ディレクトリのスコープで動作します。VirtualPath パラメーターを SiteName パラメーターに追加し、SiteName を使用してアプリケーションまたはディレクトリが含まれるサイトを示す必要があります。仮想パスの先頭の "/" 文字は省略可能です。仮想パスには、IIS で定義されているとおりの、アプリケーションまたはディレクトリの名前が含まれます。SiteName パラメーターと VirtualName パラメーターのセットを使用する場合は、Uri パラメーターを使用しないでください。

エイリアス

なし

必須

false

位置

2

既定値

なし

パイプライン入力の許可

true (ByPropertyName)

ワイルドカード文字の許可

-Confirm

コマンドの実行前に確認のプロンプトを表示します。

必須

false

位置

named

既定値

なし

パイプライン入力の許可

false

ワイルドカード文字の許可

false

-WhatIf

コマンドを実際に実行せずに、コマンドを実行した場合の結果を示します。

必須

false

位置

named

既定値

なし

パイプライン入力の許可

false

ワイルドカード文字の許可

false

<CommonParameters>

このコマンドレットは、-Verbose、-Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-OutBuffer、および -OutVariable という一般的なパラメーターをサポートしています。詳細については、次を参照してください。 about_CommonParameters

入力

入力の型は、コマンドレットにパイプ処理できるオブジェクトの型です。

  • なし。

出力

出力の型は、コマンドレットから生成されるオブジェクトの型です。

  • ApplicationInfo

例 1

既定の Web サイトの myApp アプリケーションに含まれるすべてのサービスに対して自動開始を有効にし、myApp アプリケーションによって使用されるアプリケーション プールに対して自動開始を有効にします。

Set-ASApplication -SiteName “Default Web Site” -VirtualPath “/myApp” -AutoStartMode “All” -EnableApplicationPool

例 2

Enable-ASAppServiceAutoStart コマンドレットを使用して、既定の Web サイトの myApp application 内のサービスに対して自動開始を有効にすることを指定します。Enable-ASAppServiceAutoStart を使用して有効にされていない自動開始は、myApp アプリケーション内のすべてのサービスに対して無効になります。また、この例では、myApp アプリケーションによって使用されるアプリケーション プールの自動開始を有効にします。

Set-ASApplication -SiteName “Default Web Site” -VirtualPath “/myApp” -AutoStartMode “Custom” -EnableApplicationPool

例 3

既定の Web サイトの myApp アプリケーションに含まれるすべてのサービスに対して自動開始を無効にします。

Set-ASApplication -SiteName “Default Web Site” -VirtualPath “/myApp” -AutoStartMode “Disable”

例 4

既定の Web サイトのすべてのアプリケーションに含まれるすべてのサービスに対して自動開始を有効にします。また、それらのアプリケーションによって使用されるアプリケーション プールに対して自動開始を有効にします。

Get-Application –SiteName “Default Web Site” | Set-ASApplication -AutoStartMode “All” -EnableApplicationPool