DataCache.Add メソッド (String, Object, TimeSpan, ジェネリック IEnumerable)

キャッシュにオブジェクトを追加します。 このメソッドにより、キャッシュされたオブジェクトとのタグの関連付けと、オブジェクトを有効期限切れにする時点の指定が可能になります。

名前空間: Microsoft.ApplicationServer.Caching
アセンブリ: Microsoft.ApplicationServer.Caching.Client (microsoft.applicationserver.caching.client.dll)

使用法

構文

'宣言
Public Function Add ( _
    key As String, _
    value As Object, _
    timeout As TimeSpan, _
    tags As IEnumerable(Of DataCacheTag) _
) As DataCacheItemVersion
public DataCacheItemVersion Add (
    string key,
    Object value,
    TimeSpan timeout,
    IEnumerable<DataCacheTag> tags
)
public:
DataCacheItemVersion^ Add (
    String^ key, 
    Object^ value, 
    TimeSpan timeout, 
    IEnumerable<DataCacheTag^>^ tags
)
public DataCacheItemVersion Add (
    String key, 
    Object value, 
    TimeSpan timeout, 
    IEnumerable<DataCacheTag> tags
)
public function Add (
    key : String, 
    value : Object, 
    timeout : TimeSpan, 
    tags : IEnumerable<DataCacheTag>
) : DataCacheItemVersion

パラメーター

  • key
    キャッシュとの間でオブジェクトを格納および取得するために使用される一意の値です。
  • value
    キャッシュ クラスターに保存されるオブジェクトです。
  • timeout
    有効期限切れになる前にオブジェクトがキャッシュ内に存在する期間です。
  • tags
    キャッシュされたオブジェクトと関連付ける DataCacheTag オブジェクトの配列です。

戻り値

キー値の下でキャッシュに保存されるオブジェクトのバージョンを表す DataCacheItemVersion オブジェクトです。

解説

同じキーを使用する項目が既にキャッシュ内に存在する場合、この呼び出しは、ErrorCodeKeyAlreadyExists に設定して、型 DataCacheException の例外をスローします。

キャッシュされたオブジェクトがリージョンに格納されている場合にのみ、タグを使用して、キャッシュされたオブジェクトを取得することができます。 このオーバーロードにより、オブジェクトがリージョンに格納されることはありません。

キャッシュされたオブジェクトに関連付けられたタイムアウト値は、名前付きキャッシュの構成で指定されている有効期限の設定を上書きします。 詳細については、「有効期限と削除」を参照してください。 このメソッドの使用方法の詳細については、「[HOWTO] オブジェクトをキャッシュに追加する」を参照してください。

スレッド セーフ

この型のパブリック静的 (Visual Basic では Shared ) メンバーはスレッド セーフです。インスタンスのメンバーはいずれも、スレッド セーフである保証はありません。

プラットフォーム

開発プラットフォーム

Visual Studio 2010 およびそれ以降, .NET Framework 4

対象プラットフォーム

Windows 7; Windows Server 2008 R2; Windows Server 2008 Service Pack 2; Windows Vista Service Pack 2

関連項目

参照

DataCache クラス
DataCache メンバー
Microsoft.ApplicationServer.Caching 名前空間