Get-ASAppServiceMetadata
Get-ASAppServiceMetadata
指定したスコープに関連する Web.config ファイルから、serviceMetadata 要素の httpGetEnabled 属性および httpGetUrl 属性の値を取得します。
構文
Parameter Set: SiteNameAndVirtualPath
Get-ASAppServiceMetadata [-SiteName] <String> [[-VirtualPath] <String> ] [ <CommonParameters>]
Parameter Set: ApplicationObject
Get-ASAppServiceMetadata -ApplicationObject <ApplicationInfo> [ <CommonParameters>]
Parameter Set: RootConfig
Get-ASAppServiceMetadata [-Root] [ <CommonParameters>]
Parameter Set: ServiceObject
Get-ASAppServiceMetadata -ServiceObject <ServiceInfo> [ <CommonParameters>]
Parameter Set: Uri
Get-ASAppServiceMetadata [-Uri] <Uri> [ <CommonParameters>]
詳細な説明
httpGetEnabled 属性は、HTTP/GET 要求を使用した取得に対してサービス メタデータを発行するかどうかを示すために使用します。 true に設定した場合、サービス メタデータは WSDL を使用して利用可能であることを意味します。 httpGetUrl 属性は、HTTP/GET 要求のメタデータ発行の場所を示します。 これらのプロパティの値を取得するには、Get-ASAppServiceMetadata コマンドレットを使用します。
パラメーター
-ApplicationObject<ApplicationInfo>
ApplicationObject の名前。コマンドレットは、そのアプリケーションに対して動作します。 このパラメーターは、Get-ASApplication コマンドレットの出力を、ApplicationObject パラメーターを含むコマンドレットにパイプするために使用します。
エイリアス |
なし |
必須 |
true |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の許可 |
true (ByValue) |
ワイルドカード文字の許可 |
-Root
ルート アプリケーションの名前。コマンドレットは、そのスコープで動作します。 Root パラメーターを使用する場合は、SiteName、VirtualPath、または Uri パラメーターを使用しないでください。
エイリアス |
なし |
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の許可 |
false |
ワイルドカード文字の許可 |
-ServiceObject<ServiceInfo>
ServiceObject の名前。コマンドレットは、そのサービスに対して動作します。 このパラメーターは、通常、Get-ASAppService コマンドレットの出力を、ServiceObject パラメーターを含むコマンドレットにパイプするために使用します。
エイリアス |
なし |
必須 |
true |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の許可 |
true (ByValue) |
ワイルドカード文字の許可 |
-SiteName<String>
Web サイトの名前を、IIS マネージャーの [接続] ウィンドウで定義されているとおりに指定します。コマンドレットは、そのサイトのスコープで動作するか、そのサイト内の特定のアプリケーション、仮想ディレクトリ、またはサービスのスコープで動作します。 SiteName パラメーターを使用する場合は、そのサイト内に存在するアプリケーション、ディレクトリ、またはサービスを指定する VirtualPath パラメーターを追加する必要があります。
アプリケーションまたは仮想ディレクトリの場合は、IIS で定義されているとおりのアプリケーションの名前が仮想パスに含まれます。 サービスの場合、仮想パスにはアプリケーションの名前、スラッシュ、およびサービスの .svc ファイルまたは .xamlx ファイルの名前が含まれます。 VirtualPath パラメーターは、サイト スコープの場合は必要ありません。 仮想パスの先頭の "/" 文字は省略可能です。 SiteName パラメーターを使用する場合は、Uri パラメーターを使用しないでください。
エイリアス |
なし |
必須 |
true |
位置 |
1 |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の許可 |
true (ByPropertyName) |
ワイルドカード文字の許可 |
-Uri<Uri>
IIS サイト、アプリケーション、仮想ディレクトリ、またはサービスの URI。コマンドレットは、そのスコープで動作します。 Uri パラメーターを使用する場合は、SiteName パラメーターまたは SiteName パラメーターと VirtualPath パラメーターのセットを使用しないでください。
エイリアス |
なし |
必須 |
true |
位置 |
1 |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の許可 |
true (ByPropertyName) |
ワイルドカード文字の許可 |
-VirtualPath<String>
アプリケーション、仮想ディレクトリ、またはサービスの仮想パスを、IIS マネージャーの [接続] ウィンドウで定義されているとおりに指定します。コマンドレットは、そのアプリケーション、仮想ディレクトリ、またはサービスに対して動作します。 VirtualPath パラメーターは SiteName パラメーターと共に使用する必要があります。SiteName では、アプリケーション、ディレクトリ、またはサービスが存在するサイトを指定します。 仮想パスの先頭の "/" 文字は省略可能です。
アプリケーションの場合、仮想パスには、IIS で定義されているとおりの、アプリケーションの名前が含まれます。 サービスの場合、仮想パスにはアプリケーションの名前、スラッシュ、およびサービスの .svc ファイルまたは .xamlx ファイルの名前が含まれます。 SiteName パラメーターと VirtualName パラメーターのセットを使用する場合は、Uri パラメーターを使用しないでください。
エイリアス |
なし |
必須 |
false |
位置 |
2 |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の許可 |
true (ByPropertyName) |
ワイルドカード文字の許可 |
<CommonParameters>
このコマンドレットは、-Verbose、-Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-OutBuffer、および -OutVariable という一般的なパラメーターをサポートしています。詳細については、次を参照してください。 about_CommonParameters
入力
入力の型は、コマンドレットにパイプ処理できるオブジェクトの型です。
- ApplicationInfo and ServiceInfo
出力
出力の型は、コマンドレットから生成されるオブジェクトの型です。
- ServiceMetadataInfo
例
例 1
このサンプル コマンドレットでは、ルート レベルに関連するサービス メタデータ設定の値を取得します。
Get-ASAppServiceMetadata –root
例 2
このサンプル コマンドレットでは、Web サイトに関連するサービス メタデータ設定の値を取得します。
Get-ASAppServiceMetadata –SiteName “Default Web Site”
例 3
このサンプル コマンドレットでは、アプリケーションに関連するサービス メタデータ設定の値を取得します。
Get-ASAppServiceMetadata –SiteName “Default Web Site” –VirtualPath /SampleApp
Get-ASApplication -SiteName "Default Web Site" -VirtualPath /SampleApp | Get-ASAppServiceMetadata
例 4
このサンプル コマンドレットでは、サービスに関連するサービス メタデータ設定の値を取得します。
Get-ASAppServiceMetadata –SiteName “Default Web Site” –VirtualPath “/SampleApp/SampleService.xamlx”
Get-ASAppService –SiteName “Default Web Site” –VirtualPath “/SampleApp/SampleService.xamlx” | Get-ASAppServiceMetadata
例 5
このサンプル コマンドレットでは、URI によって指定したレベルで定義されたサービス メタデータ設定の値を取得します。
Get-ASAppServiceMetadata –Uri https://localhost
Get-ASAppServiceMetadata –Uri https://localhost/SampleService
Get-ASAppServiceMetadata –Uri https://localhost/SampleService/SampleService.xamlx
例 6
このサンプル コマンドレットでは、アプリケーションのすべてのサービスに関連するサービス メタデータ設定の値を取得します。
Get-ASAppService –SiteName “Default Web Site” –VirtualPath “/SampleApp” | Get-ASAppServiceMetadata