Windows Server AppFabric のインストール

Windows Server AppFabric のインストールは次の手順で行います。この手順は、初めてインストールする場合にも、初期インストール後に機能を追加または削除する場合にも使用できます。インストール プログラムは次の機能を備えています。

  • 特定の機能を選択してインストールできます。

  • プラットフォームを検証して、サポートされていない状態で製品がインストールされないことを確認し、インストールする必要のある前提条件を示します。

  • AppFabric をインストールします。

  • AppFabric の特定の機能または AppFabric 全体を削除できます。コンピューターは機能または AppFabric を再インストールできる状態に保たれます。

  • AppFabric イベント コレクター サービス、AppFabric ワークフロー管理サービス、および AppFabric キャッシュ サービスを作成します。サービスのスタートアップの種類は手動に、状態は停止に設定されます。構成プロセスにおいて、イベント コレクター サービスおよびワークフロー管理サービスのスタートアップの種類は自動に、状態は開始に変更されます。キャッシュ サービスのスタートアップの種類は手動に設定されたままです。

AppFabric セットアップ プログラムは、構成設定をルート (サーバー レベル) Web.config ファイル、machine.config ファイル、および applicationHost.config ファイルに設定します。

構成の詳細については、「Windows Server AppFabric の構成」を参照してください。AppFabric の構成は、インストールの直後でも、別のプロセスでも行うことができます。

インストール ウィザードを開くには

  1. 初期インストール用のインストール ウィザードを開くには、Windows Server AppFabric (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=183123) から次の表で示す適切なセットアップ プログラムをダウンロードして実行します。これらのプログラムはすべて Microsoft Update パッケージを実行して、Windows の機能である AppFabric 機能をインストールします。

    プラットフォーム セットアップ パッケージ

    Windows Vista および Windows Server 2008 x64

    WindowsServerAppFabricSetup_x64_6.0.exe

    Windows 7 および Windows Server 2008 R2 x64

    WindowsServerAppFabricSetup_x64_6.1.exe

    Windows Vista および Windows Server 2008 x86

    WindowsServerAppFabricSetup_x86_6.0.exe

    Windows 7 x86

    WindowsServerAppFabricSetup_x86_6.1.exe

    ヒント

    初期インストールの後でインストール ウィザードを開いて機能を追加または削除するには、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[Windows Server AppFabric]、[機能の追加または削除] の順にクリックします。

  2. 次のセクションに進んで AppFabric をインストールします。

AppFabric をインストールするには

  1. [ライセンス条項に同意する] ページでライセンス条項を読み、条項に同意する場合は [次へ] をクリックして続行します。同意しない場合はセットアップ ウィザードを終了します。

  2. [カスタマー エクスペリエンス向上プログラム] ページで、カスタマー エクスペリエンス向上プログラムに参加する場合は [はい] をクリックし、参加しない場合は [いいえ] をクリックした後、[次へ] をクリックします。Windows Server AppFabric 用の重要な最新の更新プログラムを AppFabric セットアップ時にインストールする場合は [はい。重要な更新プログラムをダウンロードしてインストールします。] をクリックします。

    ヒント

    [はい] を選択してカスタマー エクスペリエンス向上プログラムに参加した場合、ご利用のハードウェア、AppFabric の使用方法、および AppFabric での問題に関する情報が収集され、Microsoft による AppFabric の品質向上に役立てられます。プログラムによってユーザーが煩わされることはありません。

  3. [機能の選択] ページで、アプリケーションの確実なホスティングと管理およびキャッシュの使用のためにインストールする AppFabric コンポーネントを選択し、[次へ] をクリックします。

    ヒント

    インストール ウィザードを初めて実行する場合、インストール ウィザードに表示された設定のままでインストールすると、[ホスティング サービス]、[キャッシュ クライアント]、および [ホスト管理] がインストールされます。[キャッシュ サービス] または [キャッシュ管理] は、他のコンピューターにインストールされていることが多いため、インストールされません。ただし、開発やテストを目的とする場合など、同一コンピューター上にすべてのコンポーネントをインストールすることもできます。

    コントロール 説明

    ホスティング サービス

    高い信頼性で WCF/WF アプリケーションをホストし、管理することができる AppFabric コンポーネント。このコンポーネントを選択すると、[ホスト管理] 機能が自動的に選択されます。

    キャッシュ サービス

    このホストをキャッシュ サービスとして準備し、サーバーをクラスターのノードとして使用できるようにするための、分散キャッシュ サービスと関連コンポーネントです。キャッシュ サービスを使用すると、新しいクラスターを作成したり、このホストを既存のクラスターに加えたりすることができます。

    キャッシュ クライアント

    開発時やランタイム時にアプリケーションでキャッシュ機能を使用できるようにするクライアント ライブラリ。キャッシュ サービスをインストールしていなくても、このコンポーネントをインストールできます。

    ホスティング管理

    ホスティング サービスを管理できるようにするコンポーネントです。この機能を選択すると、インストール プログラムにより IIS マネージャー、AppFabric 構成ウィザード、およびホスティング機能の Windows PowerShell モジュールがインストールされます。ホスティング サービスがインストールされている別のサーバーにリモート接続する場合、IIS マネージャーがインストールされているコンピューターに AppFabric IIS マネージャー拡張機能が転送されます。

    他の機能を選択せずに [ホスティング管理] だけを選択すると、監視データベースまたは永続化データベースをデータベース サーバー上にインストールしてホスティング サービス ランタイムおよび管理ツールを別のサーバーにインストールすることができます。ホスティング管理をインストールし、ホスティング サービスをインストールしないと、AppFabric イベント コレクション サービスおよびワークフロー管理サービス用のサービスはインストールされません。

    キャッシュ管理

    キャッシュ クラスターを管理できるようにするコンポーネントです。[キャッシュ管理] は、他の機能を選択せずに、独立コンポーネントとして選択できます。その場合は、管理ツールを使用して別のコンピューターにインストールされているキャッシュ サービスを管理できます。

    ヒント

    必須ソフトウェアをインストールする必要がある場合、セットアップ ウィザードは [機能の選択] ページの後に [プラットフォーム検証] ページを表示します。インストールされていない必須ソフトウェアは手動でインストールする必要があります。既にすべての必須ソフトウェアがインストールされている場合、セットアップ ウィザードは直接 [インストール オプションの確認] ページに進みます。

  4. [プラットフォーム検証] ページで情報を確認し、必要な前提条件ソフトウェアをダウンロードします。詳細については、コンポーネントまたは構成の問題のリンクをクリックしてください。コンポーネントをインストールし、問題を解決した後、[最新の情報に更新] をクリックして問題が修正されたことを確認し、[次へ] をクリックしてセットアップ ウィザードを続行します。

  5. [インストール オプションの確認] ページに、[機能の選択] ページで選択されていてインストールされる、機能の一覧が表示されます。必要な Windows コンポーネントおよびインストールされる AppFabric 機能の一覧が表示されます。一覧が正しいことを確認した後、[インストール] をクリックしてインストールを開始します。

    ヒント

    AppFabric にはアプリケーション サーバーの役割が必要です。この役割は既にインストールされている場合でも必要な Windows コンポーネントの一覧に含まれ、インストール ウィザードはこの役割がインストールされていることを確認します。

  6. [インストールの進行状況] ページでは、インストールの進行状況を監視できます。

  7. [インストールの結果] ページで、インストールが成功したことを確認します。インストール可能な推奨される更新プログラムの一覧を表示するには、[推奨される更新プログラム] リンクをクリックします。構成ウィザードを実行するには、[構成ツールを起動します] チェック ボックスをオンにし、[終了] をクリックしてインストール ウィザードを完了します。セットアップ イベントのログを表示するには、[詳細なインストール レポート] をクリックします。

このセクションの内容

  2011-12-05