ワークグループ環境での Windows Server AppFabric キャッシング サービスの設定

このトピックでは、ワークグループ テスト環境のコンピューターに Windows Server AppFabric キャッシュ機能をインストールして構成するために必要な手順について説明します。

AppFabric キャッシュ サービス機能をワークグループの 1 台目のコンピューターにインストールして構成するには

  1. Microsoft ダウンロード センター (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=183123) にアクセスします。適切なセットアップ ダウンロード パッケージをダウンロードします。64 ビット版 Windows 7 の場合は WindowsServerAppFabricSetup_amd64_6.1.exe、32 ビット版 Windows 7 の場合は WindowsServerAppFabricSetup_x86_6.1.exe です。

    ヒント

    ホスティング サービスを既にインストールしてある場合は、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントし、[Windows Server AppFabric] をクリックしてから、[機能の追加または削除] をクリックします。

    ヒント

    ホスティング サービスを既にインストールしてある場合、インストール ウィザードで最初の 2 つの手順は省略されます。

  2. [ライセンス条項に同意する] ページでライセンス条項を読み、条項に同意する場合は [次へ] をクリックして続行します。同意しない場合はセットアップ ウィザードを終了します。

  3. [カスタマー エクスペリエンス向上プログラム] ページで、カスタマー エクスペリエンス向上プログラムに参加する場合は [はい] をクリックし、参加しない場合は [いいえ] をクリックした後、[次へ] をクリックします。

  4. ホスティング サービスを既にインストールしてある場合は、[機能の追加] をクリックして、[次へ] をクリックします。

  5. [機能の選択] ページで、[キャッシュ サービス]、[キャッシュ クライアント]、および [キャッシュ管理] を選択して、[次へ] をクリックします。

  6. [インストール オプションの確認] ページで、インストールされるコンポーネントと機能を確認し、[インストール] をクリックします。

  7. 構成ウィザードの [インストールの結果] ページで、[構成ツールを起動します] チェック ボックスをオンにして [完了] をクリックします。

  8. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をクリックします。次に、[Windows Server AppFabric] をクリックし、Shift キーを押しながら [AppFabric の構成] を右クリックします。[別のユーザーとして実行] をクリックします。「MyWorkgroup\MyCachingAdmin」とパスワードを入力し、[OK] をクリックします。

    ヒント

    構成ウィザードは、キャッシュ サービス アカウントを変更できるように、管理者特権を持つ MyCachingAdmin アカウントで実行する必要があります。

  9. [開始する前に] ページおよび [ホスティング サービスの構成] ページで、[次へ] をクリックします。

  10. [キャッシュ サービスの構成] ページで、[キャッシュ サービスの構成を設定] を選択します。

  11. [キャッシュ サービス アカウント] で、[変更] をクリックします。[カスタム アカウント] をクリックし、[参照] をクリックします。次に、MyCachingUser アカウントを選択し、[OK] をクリックします。パスワードを入力し、[OK] をクリックします。

    ヒント

    クラスターに参加しているすべてのコンピューターにこのアカウントが存在する必要があり、すべてのコンピューターでそのアカウントに同じパスワードを使用する必要があります。

  12. [キャッシュ サービス構成プロバイダー] ボックスで、[XML] を選択します。

  13. [ファイル共有] ボックスで、「AppFabric をインストールするためのワークグループ コンピューターの準備」のトピックでキャッシュ構成情報を保存する XML ファイルとして作成した、ファイル共有のコンピューター名と共有名を入力します。パスとファイル名は UNC 形式 (つまり、\\<コンピューター名>\<共有名>) である必要があります。共有が含まれるこの最初のコンピューターで、そのファイルを参照して選択できます。

  14. [新しいクラスター] は既定の設定であるオンのままにし、[クラスター サイズ] を [小規模 (1 ~ 5 台)] に設定します。[次へ] をクリックします。

  15. [AppFabric キャッシュ ノードの構成] ページでは、ポートの設定を既定のままにし、[Windows Server AppFabric: AppFabric キャッシュ サービス] および [リモート サービス管理] のファイアウォール例外をオフにします。[次へ] をクリックし、[はい] をクリックします。

  16. [アプリケーションの構成] ページで、[完了] をクリックします。

  17. [スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。次に、[管理ツール] をクリックし、[Windows PowerShell モジュール] をダブルクリックして、Windows PowerShell コンソールを開いて ApplicationServer モジュールを読み込みます。

  18. キャッシュ クラスターを起動するには、Use-CacheCluster コマンドレットを実行して、このコンピューターが管理できるクラスターを決定した後、Start-CacheCluster コマンドレットを実行します。

AppFabric キャッシュ サービス機能をワークグループの 2 台目以降のコンピューターにインストールして構成するには

  1. Microsoft ダウンロード センター (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=183123) にアクセスします。適切なセットアップ ダウンロード パッケージをダウンロードします。64 ビット版 Windows 7 の場合は WindowsServerAppFabricSetup_amd64_6.1.exe、32 ビット版 Windows 7 の場合は WindowsServerAppFabricSetup_x86_6.1.exe です。

    ヒント

    ホスティング サービスを既にインストールしてある場合は、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントし、[Windows Server AppFabric] をクリックしてから、[機能の追加または削除] をクリックします。

    ヒント

    ホスティング サービスを既にインストールしてある場合、インストール ウィザードで最初の 2 つの手順は省略されます。

  2. [ライセンス条項に同意する] ページでライセンス条項を読み、条項に同意する場合は [次へ] をクリックして続行します。同意しない場合はセットアップ ウィザードを終了します。

  3. [カスタマー エクスペリエンス向上プログラム] ページで、カスタマー エクスペリエンス向上プログラムに参加する場合は [はい] をクリックし、参加しない場合は [いいえ] をクリックした後、[次へ] をクリックします。

  4. ホスティング サービスを既にインストールしてある場合は、[機能の追加] をクリックして、[次へ] をクリックします。

  5. [機能の選択] ページで、[キャッシュ サービス]、[キャッシュ クライアント]、および [キャッシュ管理] を選択して、[次へ] をクリックします。

  6. [インストール オプションの確認] ページで、インストールされるコンポーネントと機能を確認し、[インストール] をクリックします。

  7. 構成ウィザードの [インストールの結果] ページで、[構成ツールを起動します] チェック ボックスをオンにして [完了] をクリックします。

  8. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をクリックします。次に、[Windows Server AppFabric] をクリックし、Shift キーを押しながら [AppFabric の構成] を右クリックします。[管理者として実行] をクリックします。「MyWorkgroup\MyCachingAdmin」とパスワードを入力し、[OK] をクリックします。

    ヒント

    構成ウィザードは、キャッシュ サービス アカウントを変更できるように、管理者特権を持つ MyCachingAdmin アカウントで実行する必要があります。

  9. [開始する前に] ページおよび [ホスティング サービスの構成] ページで、[次へ] をクリックします。

  10. [Use-CacheCluster] ページで、[キャッシュ サービスの構成を設定] を選択します。

  11. [キャッシュ サービス アカウント] で [変更] をクリックし、[カスタム アカウント] をクリックします。次に、[参照] をクリックし、MyCachingUser アカウントを選択して、[OK] をクリックします。

    ヒント

    クラスターに参加しているすべてのコンピューターにこのアカウントが存在する必要があり、すべてのコンピューターでそのアカウントに同じパスワードを使用する必要があります。

  12. [キャッシュ サービス構成プロバイダー] ボックスで、[XML] を選択します。

  13. [ファイル共有] ボックスで、ワークグループに追加した最初のコンピューター上でキャッシュ構成情報を保存する XML ファイルとして作成した、ファイル共有のコンピューター名と共有名を入力します。パスとファイル名は UNC 形式 (つまり、\\<コンピューター名>\<共有名>) である必要があります。

  14. [クラスターに追加] を選択し、クラスターを選択します。[次へ] をクリックします。

  15. [AppFabric キャッシュ ノードの構成] ページでは、ポートの設定を既定のままにし、[Windows Server AppFabric: AppFabric キャッシュ サービス] および [リモート サービス管理] のファイアウォール例外をオフにします。[次へ] をクリックし、[はい] をクリックします。

  16. [アプリケーションの構成] ページで、[完了] をクリックします。

  17. キャッシュ クラスターを起動するには、Use-CacheCluster コマンドレットを実行して、このコンピューターが管理できるクラスターを決定した後、Start-CacheCluster コマンドレットを実行します。

  2011-12-05