キャッシュ クラスターの一般的な管理タスク (AppFabric 1.1 キャッシュ)

ここでは、Microsoft AppFabric 1.1 for Windows Server キャッシュの一般的な管理タスクの例とガイダンスを示します。これらのタスクおよびここで説明されていない他のタスクの追加情報については、「AppFabric のキャッシュ機能の管理」を参照してください。

  1. キャッシュ クラスターの設定の再構成 (Windows Server AppFabric キャッシュ)

  2. セキュリティの管理 (Windows Server AppFabric キャッシュ)

  3. キャッシュの管理 (Windows Server AppFabric キャッシュ)

  4. キャッシュ サーバーの更新 (Windows Server AppFabric キャッシュ)

Windows PowerShell を使用する

キャッシュ クラスターを管理するには、AppFabric のキャッシュ管理機能をインストールする必要があります。この機能をインストールすると、キャッシュの構成と管理の Windows PowerShell コマンドを実行できます。作業を行うキャッシュ クラスターのコンテキストを常に設定する必要があることに注意してください。そのためには、Use-CacheCluster コマンドを使用します。

Use-CacheCluster

この例では、パラメーターを何も指定しないで Use-CacheCluster コマンドを実行しています。これにより、コマンドはローカル サーバーで AppFabric キャッシュ構成を調べて、適切なキャッシュ クラスターを特定します。キャッシュ ホストでコマンドを実行していない場合、または別のキャッシュ クラスターに接続する場合は、対象のキャッシュ クラスター構成ストアのプロバイダーと接続文字列を追加のパラメーターで指定できます。

Use-CacheCluster -Provider System.Data.SqlClient -ConnectionString "Data Source=SQLServer1;Initial Catalog=CacheClusterConfigurationDB;Integrated Security=True"

Windows PowerShell コマンドを使用するには、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[Microsoft AppFabric 1.1 for Windows Server]、[Windows PowerShell のキャッシュ管理] の順にクリックします。一般的に、管理者として Windows PowerShell を起動できれば、問題や制限事項はほとんどありません。たとえば、Windows PowerShell を管理者として実行しないと、キャッシュ クラスターを起動または停止できません。

重要

このセクションの例では一般的なシナリオが示されていますが、すべてではありません。すべてのコマンドの一覧については、「Windows PowerShell を使用した AppFabric 1.1 キャッシュ機能の管理」を参照してください。また、Windows PowerShell の get-help コマンドを使用すると、コマンドのヘルプをコンソールに表示できます。

関連項目

概念

AppFabric 1.1 キャッシュ展開および管理ガイド

  2012-03-05