[AppFabric 永続化ストア構成] ダイアログ ボックス

このページでは、構成ファイルへの永続化ストア登録の追加、永続化ストアの初期化、永続化ストアへの接続文字列の追加、永続化ストアのセキュリティ設定の構成など、永続化プロバイダーを構成することができます。

AppFabric 永続化ストアの構成

フィールド

説明

[AppFabric 永続化ストアをルート web.config に登録する]

オンにして、構成をルート Web.config ファイルに追加することにより、接続文字列で識別される永続化ストアを登録します。 これには、ApplicationServerWorkflowInstanceStoreConnectionString および関連する永続化ビヘイビアーが含まれます。 [永続化ストアを初期化する] がオフになっている場合でもこのチェック ボックスをオンにすることができます。 データベースが既に作成され、初期化されている場合、またはデータベースが初期化されていなくても参照先になっている場合はこのチェック ボックスをオンにします。 ホスティング管理ツールがインストールされているが、ホスティング サービス機能がインストールされていない場合、このチェック ボックスは無効です。

[永続化ストアを初期化する]

オンにすると、接続文字列で識別される永続化データベースを初期化します (使用する前に初期化する必要があります)。 初期化によりデータベース スキーマが作成され、そのスキーマに基づいて構造が作成されます。 データベースが存在しない場合は、データベースが作成され、初期化されます。 このチェック ボックスをオンにし、[AppFabric 永続化ストアをルート web.config に登録する] をオンにしなかった場合は、必要に応じてデータベースが作成されて初期化されますが、このコンピューターから使用することはできません。 初期化操作は、初期化コマンドレットにより実行されます。 詳細については、AppFabric のコア ヘルプを参照してください。 データベースを作成する場合、作成先のサーバーでデータベースを作成する権限を持っている必要があります。

接続文字列

以下に示すコントロールを使用して、永続化ストアへのアクセスに使用する接続文字列を指定します。

フィールド

説明

[名前]

SQL 永続化ストアの接続文字列の名前。 このリリースでは、SQL 監視プロバイダーの接続文字列のみを使用できます。 既定の名前は ApplicationServerWorkflowInstanceStoreConnectionString です。これを変更することはできません。 接続文字列名は、ルート Web.config ファイルに登録されます。

[サーバー]

データベースが存在するコンピューターの名前を入力します。

[データベース]

永続化データ用に作成するデータベースの名前を入力するか、一覧から既存のデータベースを選択します。

セキュリティ構成

以下に示すコントロールを使用して、永続化ストアに使用するセキュリティを指定します。

ヒント

ホスティング管理のみがインストールされ、Windows 認証を使用する永続化 SQL ストアを初期化している場合、グループまたはユーザーは既定で管理者、リーダー、またはユーザー ロールに入力されていません。 構成を続行する前に、[参照] をクリックして、ロールごとにグループまたはユーザーを手動で入力する必要があります。

フィールド

説明

[Windows 認証]

選択して、永続化ストアに Windows 認証を使用するように指定します。

[管理者]

[参照] をクリックし、標準の [ユーザーまたはグループの選択] ダイアログ ボックスを使用して、管理者ロールの別の値を入力します。 管理者の値は、[永続化ストアを初期化する] を選択している場合のみ変更できます。 既定では、管理者ロールに [AS_Administrators] が入力されています。

[閲覧者]

[参照] をクリックし、標準の [ユーザーまたはグループの選択] ダイアログ ボックスを使用して、リーダー ロールの別の値を入力します。 リーダーの値は、[永続化ストアを初期化する] を選択している場合のみ変更できます。 既定では、リーダー ロールに [AS_Observers] が入力されています。

[ユーザー]

[参照] をクリックし、標準の [ユーザーまたはグループの選択] ダイアログ ボックスを使用して、ユーザー ロールの別の値を入力します。 ユーザーの値は、[永続化ストアを初期化する] を選択している場合のみ変更できます。 既定では、ユーザー ロールに [BUILTIN\IIS_USRS] が入力されています。

[SQL Server 認証]

選択して、永続化ストアに SQL 認証を使用するように指定します。

[ユーザー名]

SQL Server 認証の有効なユーザー名を入力します。

[パスワード]

SQL Server 認証の有効なパスワードを入力します。

キーボード ショートカット

このページでは、次のキーボード ショートカットを利用できます。

  • [AppFabric 永続化ストアをルート web.config に登録する]: Alt + R

  • [永続化ストアを初期化する]: Alt + I

  • [名前]: Alt + N

  • [サーバー]: Alt + V

  • [データベース]: Alt + T

  • [Windows 統合]: Alt + W

  • [管理者の参照] Alt + B

  • [閲覧者の参照] Alt + R

  • [ユーザーの参照]: Alt + O

  • [SQL Server]: Alt + S

  • [ユーザー名]: Alt + U

  • [パスワード]: Alt + P

  • [ヘルプ]: F1 キー

  • [OK]: Enter キー

  • [キャンセル]: Esc キー

  2012-03-05