[エンドポイント構成] ダイアログ ボックス

すべての Windows Communication Foundation (WCF) サービスは、少なくとも 1 つのエンドポイントを公開する必要があり、通常は異なるプロトコルがこのサービスと通信できるように複数を公開します。WCF エンドポイントは、アドレス、バインド、およびサービス コントラクトで構成されています。

  • エンドポイント アドレスは、サービスにアクセスするネットワーク アドレスまたは URI です。

  • エンドポイント バインドは、クライアントが WCF サービスと通信するために必要なプロトコル メカニズム (TCP、HTTP、NetTCP など)、エンコード (テキスト、バイナリ)、およびセキュリティ (SSL、SOAP メッセージ セキュリティ) を定義します。

  • エンドポイント コントラクトは、サービスの機能を定義します。これは、本質的に一方向、二重、および要求/応答など、基本的なメッセージ交換パターン (MEP) を持つ操作で構成されるメッセージのコレクションです。

WCF エンドポイントの詳細については、Windows Communication Foundation Endpoints を参照してください。

表示されたエンドポイントのアドレスを編集するには、以下のいずれかの手順を実行します。

  • [サービスの構成] ダイアログ ボックスの [エンドポイント] タブで、特定のエンドポイントを選択して [編集] をクリックします。

  • [エンドポイント] リスト ([機能ビュー] 内) で、特定のエンドポイントを選択してショートカット メニューまたは [操作] ウィンドウで [構成] をクリックします。[エンドポイント] リストを表示するには、次のいずれかの手順を実行します。

    • サーバー、サイト、またはアプリケーション スコープで、[機能ビュー] から [エンドポイント] をダブルクリックすると、[エンドポイント] ページに [エンドポイント] リストが表示されます。

    • サーバー、サイト、またはアプリケーション スコープで、[機能ビュー] から [サービス] をダブルクリックし、サービスを右クリックして [エンドポイントの表示] をクリックします。

それぞれのダイアログのタブで、[全般]、[パフォーマンス]、または [認証] 設定が表示されます。エントリを作成した後、[OK] をクリックして、構成ダイアログ ボックスを閉じます。その結果、このダイアログ ボックスでのユーザー操作による最新の変更により、[エンドポイント] リストと [詳細] ウィンドウのアドレスの両方が更新されます。

このセクションの内容

  1. [エンドポイントの構成] ダイアログ ボックス:[全般] タブ

  2. [エンドポイントの構成] ダイアログ ボックス:[パフォーマンス] タブ

  3. [エンドポイントの構成] ダイアログ ボックス:[認証] タブ

  2012-03-05