[追跡対象 WF インスタンス] ページ

[追跡対象 WF インスタンス] ページを開くには、[WF インスタンスの履歴] セクションでメトリックまたはインスタンスのいずれかをクリックします。

概要

[追跡対象 WF インスタンス] ページを使用すると、監視対象のワークフロー インスタンスに関連するイベントの履歴を表示できます。

以下では、この機能および [追跡対象 WF インスタンス] ページの使用方法について説明します。

クエリ コントロール

永続化データベース上で簡単なクエリを実行するには、中央のウィンドウの一番上にあるクエリ コントロール グリッドを使用します。

クエリ コントロールには 2 つのセクションがあります。[クエリ サマリー] セクションにはクエリの簡易表記が表示され、クエリ グリッドではフィールド、演算子、および条件値を選択できます。グリッドの下には、クエリを実行する [クエリの実行] ボタンがあります。[クエリ サマリー] セクションをクリックすると、クエリ コントロール グリッドを折りたたむことができます。

次の表は、クエリで使用できるフィールドの一覧を示しています。

フィールド	[説明]
コンピューター	ホスト コンピューターの名前です。
検索範囲	サイト、アプリケーション、またはサービスです。
[状態]	進行中 中止 完了 (成功) 完了 (終了) 完了 (キャンセル)
ワークフロー インスタンス ID	GUID です。
作成日時	インスタンスが作成された日付と時刻です。
最後の中止日時	インスタンスが (たとえばハンドルされない例外によって) 中止された日付と時刻です。
最大の項目数	クエリに対して返される項目の最大数です。これは必須フィールドです。

追跡対象 WF インスタンス一覧

追跡対象 WF インスタンス一覧は、中央のウィンドウのクエリ コントロールの下にあります。

一覧の先頭にある見出しには、検出された項目の数と表示されている項目の数が示されます。[グループ化] リストを使用すると、サービス名または状態でエントリをグループ化できます。

ヒント

追跡対象 WF インスタンス一覧には、Windows プロセス アクティブ化サービス (WAS) によってホストされているサービスのインスタンスのみが表示されます。

次の表は、一覧のフィールドについて説明しています。

フィールド	[説明]
サービス名	サービスの種類です。
コンピューター	サービス インスタンスが現在実行している、または以前に実行していたコンピューターです。
サイト名	インスタンスの親サービスをホストしているサイトの名前です。
サービスの仮想パス	サービスの完全な仮想パスです。
[状態]	追跡対象 WF インスタンスの状態です。次のいずれかです。 進行中 中止 完了 Successful Terminated キャンセル
作成日時	インスタンスが作成された日付と時刻です。
最後の中止日時	インスタンスが (たとえばハンドルされない例外によって) 中止された日付と時刻です。
有効期間	完了した WF インスタンスの総有効期間です。

[詳細] ウィンドウ

[詳細] ウィンドウはタブ付きのコントロールで、追跡対象 WF インスタンスの重要な詳細をすばやく見ることができます。

[概要] タブ

フィールド	[説明]
サービス名	インスタンスの作成元のサービスの名前です。
サイト名	WF サービスが実行されているサイトの完全な名前です。
アプリケーションの仮想パス	WF サービスが展開されている仮想アプリケーションです。
サービスの仮想パス	WF サービスへの完全な仮想パスです。
ワークフロー インスタンス ID	GUID です。
作成日時	インスタンスが作成された日付と時刻です。
完了日時	WF インスタンスが完了した日付と時刻です。アクティブな WF インスタンスの場合、このフィールドは空白になります。
有効期間	完了した WF インスタンスの総有効期間です。
追跡対象イベント	このインスタンスで使用可能な追跡対象イベントの数です。

[操作] ウィンドウ

[操作] ウィンドウは右端のウィンドウです。[操作] ウィンドウで使用できる項目は、中央のウィンドウで選択されている内容に応じて変わります。

[最新の情報に更新] 操作と [AppFabric ダッシュボード] 操作は、常に使用できます。

• [最新の情報に更新] をクリックすると、ページ上のメトリック値が更新されます。

• [AppFabric ダッシュボード] をクリックすると、[接続] ウィンドウで選択したスコープの [AppFabric ダッシュボード] に戻ります。

他の操作は、中央のウィンドウでサービス インスタンス一覧から追跡対象 WF インスタンスを選択すると使用できるようになります。

• [永続的インスタンスの表示] 操作は、追跡対象 WF インスタンスから永続的な WF インスタンスに移動します (該当し、使用可能な場合)。[永続的インスタンスの表示] 操作をクリックすると、[永続的な WF インスタンス] ページが開き、クエリが実行されて、ワークフロー インスタンス ID が追跡対象 WF インスタンスと一致するインスタンスが取得されます。

• [追跡対象イベントの表示] 操作では、追跡対象 WF インスタンスのすべての使用可能な追跡対象イベントが表示されます。[追跡対象イベントの表示] 操作をクリックすると、[追跡対象イベント] ページが開き、クエリが実行されます。このクエリでは、ワークフロー インスタンス ID が追跡対象 WF インスタンスの ID と一致するすべての使用可能な追跡対象イベントが取得されます。

  2012-03-05