New-AFCache
New-AFCache
クラスターの実行中に新しい名前付きキャッシュを作成します。CacheName を除くすべての値が省略可能です。
構文
Parameter Set: Default
New-AFCache [-CacheName] <String> [-Eviction <String> ] [-Expirable <String> ] [-Force] [-MinSecondaries <Int32> ] [-NotificationsEnabled <String> ] [-ReadThroughEnabled <String> ] [-RtwbProviderSettings <Hashtable> ] [-RtwbProviderType <String> ] [-Secondaries <Int32> ] [-TimeToLiveMins <Int64> ] [-WriteBehindEnabled <String> ] [-WriteBehindIntervalSec <Int32> ] [-WriteBehindRetryCount <Int32> ] [-WriteBehindRetryIntervalSec <Int32> ] [-Confirm] [-WhatIf] [ <CommonParameters>]
パラメーター
-CacheName<String>
キャッシュの名前です。
エイリアス |
なし |
必須 |
true |
位置 |
1 |
既定値 |
The name of the cache. |
パイプライン入力の許可 |
false |
ワイルドカード文字の許可 |
false |
-Eviction<String>
LRU の既定値にすると、"最近、最も使われていないもの" の削除が有効になります。値を None にすると、その削除が無効になります。警告:値を None にすると、キャッシュ ホストがメモリ不足になる可能性があります。
LRU
None
エイリアス |
なし |
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
LRU |
パイプライン入力の許可 |
false |
ワイルドカード文字の許可 |
false |
-Expirable<String>
キャッシュのアイテムに有効期限があるかどうかを指定します。既定では、これは true に設定されています。
true
false
エイリアス |
なし |
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
true |
パイプライン入力の許可 |
false |
ワイルドカード文字の許可 |
false |
-Force
ユーザーに確認メッセージを表示せずに処理を実行します。これは Secondaries パラメーターを 1 の値に設定した場合にのみ適用されます。
エイリアス |
なし |
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の許可 |
false |
ワイルドカード文字の許可 |
false |
-MinSecondaries<Int32>
アイテム上で書き込み操作を正常に実行するのに必要なアイテムのセカンダリ コピーの最少数。これは 0 または 1 に設定できます。値が 1 の場合は、書き込み操作を正常に実行するにはアイテムのセカンダリ コピーも永続化する必要があることを示します。これには、高可用性を有効にする必要があります (Secondaries = 1)。読み取り操作はこの設定による影響を受けないため、セカンダリ レプリカは必ずしも必要ありません。既定値は 0 です。AppFabric 1.1 for Windows Server のみに適用されます。
0
1
エイリアス |
なし |
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
0 |
パイプライン入力の許可 |
false |
ワイルドカード文字の許可 |
false |
-NotificationsEnabled<String>
キャッシュの通知を有効にするには、このパラメーターを使用します。通知は、既定では無効になっています。
true
false
エイリアス |
なし |
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
false |
パイプライン入力の許可 |
false |
ワイルドカード文字の許可 |
false |
-ReadThroughEnabled<String>
リード スルー機能を有効にするには、このパラメーターを使用します。既定値は false です。AppFabric 1.1 for Windows Server のみに適用されます。
true
false
エイリアス |
なし |
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
false |
パイプライン入力の許可 |
false |
ワイルドカード文字の許可 |
false |
-RtwbProviderSettings<Hashtable>
プロバイダーの接続情報を指定する 1 つ以上のキー/値ペアです。たとえば、次のタスクに使用できます。@{"setting1"="value1";"setting2"="value2"}.Microsoft AppFabric 1.1 for Windows Server のみに適用されます。
エイリアス |
なし |
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の許可 |
false |
ワイルドカード文字の許可 |
false |
-RtwbProviderType<String>
プロバイダーのアセンブリ型の完全修飾名です。プロバイダーはライト ビハインド機能とリード スルー機能を実装します。その名前は大文字と小文字が区別されます。たとえば、次のタスクに使用できます。“RTProvider.Provider, RTProvider, Version=1.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=80e2cb5f6ba933f0”.Microsoft AppFabric 1.1 for Windows Server のみに適用されます。
エイリアス |
なし |
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の許可 |
false |
ワイルドカード文字の許可 |
false |
-Secondaries<Int32>
値を 1 にすると高可用性機能が有効になります。値を 0 にすると高可用性機能が無効になります。既定値は 0 です。
1
0
エイリアス |
なし |
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
0 |
パイプライン入力の許可 |
false |
ワイルドカード文字の許可 |
false |
-TimeToLiveMins<Int64>
キャッシュ内でのアイテムの有効期限を示すタイムアウト値です (分単位)。
エイリアス |
なし |
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
10 |
パイプライン入力の許可 |
false |
ワイルドカード文字の許可 |
false |
-WriteBehindEnabled<String>
ライト ビハインド機能を有効にするには、このパラメーターを使用します。既定値は false です。AppFabric 1.1 for Windows Server のみに適用されます。
true
false
エイリアス |
なし |
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
false |
パイプライン入力の許可 |
false |
ワイルドカード文字の許可 |
false |
-WriteBehindIntervalSec<Int32>
エイリアス |
なし |
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の許可 |
false |
ワイルドカード文字の許可 |
false |
-WriteBehindRetryCount<Int32>
ライト ビハインド プロバイダーへの接続再試行回数の最大値です。既定値は -1 で、これは無限の再試行数を表します。AppFabric 1.1 for Windows Server のみに適用されます。
エイリアス |
なし |
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
-1 |
パイプライン入力の許可 |
false |
ワイルドカード文字の許可 |
false |
-WriteBehindRetryIntervalSec<Int32>
エイリアス |
なし |
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の許可 |
false |
ワイルドカード文字の許可 |
false |
-Confirm
コマンドの実行前に確認のプロンプトを表示します。
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の許可 |
false |
ワイルドカード文字の許可 |
false |
-WhatIf
コマンドを実際に実行せずに、コマンドを実行した場合の結果を示します。
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の許可 |
false |
ワイルドカード文字の許可 |
false |
<CommonParameters>
このコマンドレットは、-Verbose、-Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-OutBuffer、および -OutVariable という一般的なパラメーターをサポートしています。詳細については、次を参照してください。 about_CommonParameters
例
------------------------ 例 1 ------------------------
既定のプロパティでキャッシュを作成します。この方法で作成されたキャッシュは、組み込みの既定キャッシュと同じプロパティを持ちます。
PS C:\>New-AFCache -CacheName myCacheName
------------------------ 例 2 ------------------------
カスタムの構成キャッシュを作成します。
PS C:\>New-AFCache -CacheName myCacheName -TimeToLiveMins 8 -Expirable false
------------------------ 例 3 ------------------------
リード スルー/ライト ビハインド カスタム プロバイダーを使用するキャッシュを作成します。AppFabric 1.1 for Windows Server のみに適用されます。
PS C:\>New-AFCache Cache1 -ReadThroughEnabled true -WriteBehindEnabled true -WriteBehindInterval 60 - RtwbProviderType "RTProvider.Provider, RTProvider, Version=1.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=80e2cb5f6ba933f0" -RtwbProviderSettings @{"setting1"="value1";"setting2"="value2"}