ファイルまたはプロジェクトへのラベル付け
Visual SourceSafe では、バージョン番号を利用して、ファイルやプロジェクトに加えたすべての変更を管理します。この機能によって、ファイルやプロジェクトの以前のバージョンを取得することができます。
Visual SourceSafe では、バージョン番号、日付、およびユーザー定義ラベルの 3 つの方法でバージョン トラッキングを行います。
バージョン番号
Visual SourceSafe 内部で管理されるバージョン番号です。Visual SourceSafe で管理されるファイルとプロジェクトは、すべてのバージョンにバージョン番号が割り当てられています。このバージョン番号は、[ファイルの履歴] または [プロジェクトの履歴] ダイアログ ボックスに表示されます。バージョン番号は常に整数です。
ラベル
ユーザー定義のラベルを使用できます。ラベルは、ファイルやプロジェクトのすべてのバージョンに付けることができ、半角で 31 文字まで入力できます。Visual SourceSafe 内部のバージョン番号に比べ、より柔軟に使用できます。たとえば「1.0」、「2.01b」、「Final Beta」、「承認済み」は、いずれも有効なラベルです。[ツール] メニューの [履歴の表示] ダイアログ ボックスで、ラベルを使って目的のバージョンを取得できます。
プロジェクト レベルでは、通常、バージョン番号ではなくユーザー定義ラベルを利用します。一方、ファイル単位では、ラベルはあまり使用されません。
メモ プロジェクトにラベルを付けると、ラベルはそのサブプロジェクトおよびファイルに継承されます。
ラベルを付けるときには、次の点に留意してください。
- [ラベル] を使用すると、プロジェクトやファイルの新しいバージョンが作成されますが、ファイルやプロジェクトの内容は変わりません。
- 既にラベルを割り当てたバージョンに対してラベルを変更すると、古いラベルは上書きされます。上書きの前に警告メッセージが表示されます。
- [履歴の詳細情報] ダイアログ ボックスでラベルを変更する場合は、ファイルやプロジェクトの新バージョンは作成されず、既存のバージョンに新たなラベルが割り当てられるだけです。
- [履歴の詳細情報] ダイアログ ボックスでラベルを変更する場合は、ファイルやプロジェクトの新バージョンは作成されず、既存のバージョンに新たなラベルが割り当てられるだけです。
ファイルおよびプロジェクトへのラベル付けについては、次の項目を参照してください。
プロジェクト複数バージョンの管理方法については、次の項目を参照してください。