Web ヘルプ

ここでは、以下の情報を示します。

  • Windows 2000 ヘルプの Web ヘルプ機能の利点

  • 管理を強化している環境環境内での Web ヘルプの使用

トピック

Web ヘルプの利点と目的
管理を強化している環境内での Web ヘルプの使用
関連ドキュメント

Web ヘルプの利点と目的

Microsoft Windows 2000 Service Pack 4 (SP4) の Web ヘルプ機能を使うと、Microsoft Web サイト上の多数の重要なリソースに直接アクセスできます。これらのリソースには、製品サポート、リソース キット、およびハードウェアとソフトウェアの互換性情報が含まれます。Web ヘルプ機能は、以下の方法でアクセスできます。

  • [スタート] メニューで [ヘルプ] をポイントし、[Web ヘルプ] をクリックする。

  • コントロール パネル、[ネットワーク コンピュータ]、[マイ コンピュータ]、または [マイ ドキュメント] で、[ヘルプ] をポイントし、メニューの [Web ヘルプ] を選択する。

ユーザーが [Web ヘルプ] アイコンをクリックすると、[Web ヘルプ] ウィンドウの詳細ペインに [オンライン サポートと情報] の一覧が表示されます。この一覧には、以下のリンクが含まれています。

  • [Windows 2000 ホーム ページ]

  • [製品サポートに問い合わせる]

  • [Windows Update から更新情報、新機能、およびドライバをダウンロードする]

  • [Windows 2000 互換ソフトウェアを検索する]

  • [Windows 2000 互換ハードウェアを検索する]

  • [Windows 2000 の導入方法を学ぶ]

  • [Windows 2000 リソース キット情報を表示する]

  • [ユーザー補助リソースについてさらに学ぶ]

これらのリンクのいずれかをクリックすると、対応する Microsoft Web ページが直接表示されます。ユーザーは、そこから情報を検索したり、ほかの Microsoft Web ページに移動したり、インターネットにアクセスしたりすることができます。

管理を強化している環境内での Web ヘルプの使用

Web ヘルプは、Windows 2000 の既定のコンポーネントです。Web ヘルプを無効化することはできません。しかし、管理を強化している環境では、インターネットへのユーザー アクセスに制限を設けるのが普通です。通常、このような制限は、IT 部門がファイアウォールやプロキシ サーバーの構成設定を通じて管理します。

Web ヘルプでは、コンピュータが既にインターネットに接続されている場合にのみ、Microsoft Web サイトにアクセスできます。ユーザーに対して、インターネットへの接続を促すことはありません。ユーザーが [オンライン サポートと情報] の一覧からオプションを選択すると、対応する Web ページに接続されます。ユーザーは、そこから Microsoft 内のほかのページとサイトにアクセスでき、インターネットにもアクセスできます。

Web ヘルプに用意されているリンクとの通信には、HTTP ポート 80 が使用されます。Web ヘルプでは、データのログ作成も暗号化も行われません。Web ヘルプは、無効化できない既定のコンポーネントなので、Web ヘルプを制御するには、ファイアウォールまたはプロキシ サーバーの設定を通じてインターネットへのアクセス自体を制限する以外に方法はありません。

ファイアウォールの場合は、HTTP ポート 80 を通じたインターネットへのアクセスを制限するように構成することができます。この方法で HTTP ポート 80 を通じたトラフィックをブロックすると、ヘルプの検索ではローカル コンピュータ上のヘルプ情報だけが照会されるようになります。

関連ドキュメント

ファイアウォールの設計、ポリシー、およびセキュリティ上の一般的な考慮事項については、以下の書籍が参考になります。

Chapman, D. Brent and Elizabeth D. Zwicky. Building Internet Firewalls. O'Reilly & Associates, Inc., 1995.