指数移動平均式

指数移動平均式は、期間内の新しいデータを重視し、期間内の古いデータを軽視するデータの移動平均です。この式では、加重移動平均式よりもすばやく市場動向に沿った移動平均を計算できます。

この式によって連続データが平滑化されます。これによって揮発データを分析しやすくなります。

FinancialFormulaExponentialMovingAverage

式の詳細

Dd456643.collapse_all(ja-jp,VS.140).gif構文

Chart.DataManipulator.FinancialFormula(
    FinancialFormula.ExponentialMovingAverage,
    "Period",
    "Price",
    "EMA")

Dd456643.collapse_all(ja-jp,VS.140).gifパラメーター

この式には必須のパラメーターが 1 つあります。

  • Period
    指数移動平均を計算する期間。

Dd456643.collapse_all(ja-jp,VS.140).gif入力値

この式は、1 つの Y 値を入力します。

  • Price
    指数移動平均を計算する価格。

Dd456643.collapse_all(ja-jp,VS.140).gif出力値

この式は、1 つの Y 値を出力します。

  • EMA
    指数移動平均。

解説

折れ線グラフは、式の出力を表示するときに便利なグラフの種類です。

使用例

次の例では、Series1 の 2 番目の Y 値 (Series1:Y2) を使用し、Series2 の最初の Y 値に 20 日の指数移動平均 (Series2:Y) を出力します。

Chart1.DataManipulator.FinancialFormula (FinancialFormula.ExponentialMovingAverage, "20", "Series1:Y2", "Series2:Y")
Chart1.DataManipulator.FinancialFormula (FinancialFormula.ExponentialMovingAverage, "20", "Series1:Y2", "Series2:Y");

参照

関連項目

単純移動平均式

三角移動平均式

加重移動平均式

System.Windows.Forms.DataVisualization.Charting

System.Web.UI.DataVisualization.Charting

概念

式の適用

その他の技術情報

移動平均