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区分およびイテレーションのフィールド参照

区分フィールドとイテレーション フィールドでは、作業を製品区分およびイテレーション、またはスプリント サイクルに分類できます。 これらのフィールドは、エントリを階層またはツリー構造で表示します。 これらの構造は、特定のプロジェクト区分および時間に作業を割り当てたり、グラフおよびレポート上のプロジェクト情報をフィルター処理するのに便利です。

区分フィールドとイテレーション フィールドを、Team Foundation Server の既定のプロセス テンプレートで提供される作業項目の種類 (WIT) のほとんどに割り当てることができます。 作業項目を作成するときや、製品またはイテレーション バックログの確認中に、区分フィールドおよびイテレーション フィールドに値を指定します。 作業項目を延期する場合、それに応じてイテレーションを変更する必要があります。

作業項目フォームに表示される分類フィールド

これらのフィールドは、TFS プロセス テンプレートに用意されているすべての WIT のフォームに表示されます。 データ型と既定のフィールド属性の詳細については、「作業項目フィールドの定義と変更」を参照してください。

特定の区分パスで作業項目を変更できるユーザーを制限できます。 区分パスとイテレーション パスを定義したり、アクセス許可を設定したりする場合には、「区分およびイテレーション パスの追加および変更」を参照してください。

フィールド名

説明

参照名

データ型

reportable 型属性の既定値

index 属性の既定値

区分パス

作業項目を製品機能区分またはチーム区分に分類します。 この区分は、プロジェクト階層で有効なノードである必要があります。

System.AreaPath

TreePath

ディメンション

True

イテレーション パス

名前付きスプリントまたは期間により作業項目を分類します。 このイテレーションは、プロジェクト階層で有効なノードである必要があります。

System.IterationPath

TreePath

ディメンション

True

256 文字を超えるパス名を定義した場合、Microsoft Project でそのパス名を指定できません。 この問題を避けるには、パス名を 10 文字以下で定義し、ノードの入れ子レベルを 14 レベル以下にしてください。

ほとんどのフィールドの規則は、System.AreaPath フィールドにも System.IterationPath フィールドにも適用できません。 詳細については、「フィールドへの規則の適用」を参照してください。

その他の制限については、「子ノードの名前付けおよび構造に関する制限」を参照してください。

クエリおよびレポートの目的で追跡される追加フィールド

次のフィールドは、作業項目フォームには表示されませんが、作業項目の種類ごとに追跡されます。 これらのフィールドは、チーム プロジェクトにおいて定義されている各分類値に対する数値を示します。 クエリのフィルター処理およびレポートの作成に、これらのフィールドを使用できます。

フィールド名

説明

参照名

データ型

reportable 型属性の既定値

index 属性の既定値

区分 ID

この作業項目に割り当てられている区分の一意の ID。

System.AreaId

整数

なし

True

イテレーション ID

この作業項目が割り当てられているイテレーションの一意の ID。

System.IterationId

整数

なし

True

ノード名

区分パスのリーフ ノードの名前。 たとえば、区分パスが Project\A1\B2\C3 の場合、ノード名は C3 です。

System.NodeName

String

なし

False

参照

概念

スケジュール スプリント

区分およびイテレーション パスの追加および変更

分類プラグインによる初期の区分およびイテレーションの定義

Visual Studio ALM の作業項目フィールド参照