X3DAudioCalculate

3D のパラメーターを基準にして DSP の設定を計算します。

void __stdcall 
X3DAudioCalculate(
  const X3DAUDIO_HANDLE Instance,
  const X3DAUDIO_LISTENER *pListener,
  const X3DAUDIO_EMITTER *pEmitter,
  UINT32 Flags,
  X3DAUDIO_DSP_SETTINGS *pDSPSettings
);

パラメータ

  • Instance
    3D オーディオ インスタンス ハンドルです。このハンドルは X3DAudioInitialize を呼び出して取得します。

  • pListener
    受信位置を表す X3DAUDIO_LISTENER へのポインターです。

  • pEmitter
    音源を表す X3DAUDIO_EMITTER へのポインターです。

  • Flags
    どの DSP の設定を計算するかを制御するためのフラグです。

    説明
    X3DAUDIO_CALCULATE_MATRIX行列係数テーブルの計算を有効にします。
    X3DAUDIO_CALCULATE_DELAY遅延時間配列の計算を有効にします (ステレオのみ)。
    X3DAUDIO_CALCULATE_LPF_DIRECTLPF ダイレクト パス係数の計算を有効にします。
    X3DAUDIO_CALCULATE_LPF_REVERBLPF リバーブ パス係数の計算を有効にします。
    X3DAUDIO_CALCULATE_REVERBリバーブ センド レベルの計算を有効にします。
    X3DAUDIO_CALCULATE_DOPPLERドップラー偏移係数の計算を有効にします。
    X3DAUDIO_CALCULATE_EMITTER_ANGLEエミッタ/リスナーの内角の計算を有効にします。
    X3DAUDIO_CALCULATE_ZEROCENTER中央チャンネルに無音の値を設定します。このフラグを使用すると 6 チャンネルの行列が保持されるので、チャンネルを再マップする必要がなくなりますが、中央チャンネルは無音になります。このフラグは、X3DAUDIO_CALCULATE_MATRIX も設定されている場合にのみ有効です。
    X3DAUDIO_CALCULATE_REDIRECT_TO_LFEすべてのソース チャンネルの均等ミックスを LFE デスティネーション チャンネルに適用します。LFE チャンネルを持たないソースと LFE チャンネルを持つデスティネーションの行列の計算にのみ適用します。このフラグは、X3DAUDIO_CALCULATE_MATRIX も設定されている場合にのみ有効です。
  • pDSPSettings
    計算結果を受け取る X3DAUDIO_DSP_SETTINGS 構造体へのポインターです。

戻り値

なし。

要件

ヘッダー: X3daudio.h 宣言

ライブラリ: X3daudio.lib 内容

関連項目

X3DAudio 関数