チュートリアル 1:キーボードの使用

キーボード入力を準備するためには、まず DirectInput オブジェクトのインスタンスを作成します。次に、IDirectInput8::CreateDevice メソッドを使用して、IDirectInputDevice8 インターフェイス インターフェイスのインスタンスを作成します。IDirectInputDevice8 インターフェイス インターフェイス メソッドは、デバイスの操作、動作の設定、およびデータの取得に使用します。

このチュートリアルでは、必要なタスクを次のステップに分けて説明します。

• ステップ 1 : DirectInput オブジェクトの作成
• ステップ 2 : DirectInput キーボード デバイスの作成
• ステップ 3 : キーボード データ フォーマットの設定
• ステップ 4 : キーボードの動作の設定
• ステップ 5 : キーボードへのアクセスの獲得
• ステップ 6 : キーボードからのデータの取得
• ステップ 7 : DirectInput システムの終了

DirectInput キーボード サポートをアプリケーションに追加する作業は比較的簡単なので、このチュートリアルでは完全な キーボード サンプル アプリケーションを使用した説明は行いません。チュートリアルのすべての手順は、文中に部分的なコードを示して説明します。システムの初期化に関連した手順は、すべて「チュートリアル 1 のサンプル」にまとめてあります。システムを終了する必要があるときには、別の関数 チュートリアル 1 のサンプル を呼び出します。これらの関数の内容の多くは、以降のチュートリアルで再び使用されます。