IXACT3Engine::PrepareWave

標準 PCM および XMA (Xbox 360) ファイルから Wave オブジェクトを準備します。

[Code-driven]

HRESULT 
PrepareWave(
  DWORD dwFlags,
  PCSTR szWavePath,
  WORD wStreamingPacketSize,
  DWORD dwAlignment,
  DWORD dwPlayOffset,
  XACTLOOPCOUNT nLoopCount,
  IXACT3Wave **ppWave
);

パラメータ

  • dwFlags
    Wave の準備に影響を与えるフラグ :
  • szWavePath
    Wave ファイルのパスです。
  • wStreamingPacketSize
    パケット サイズ (2 KB 単位) です。wStreamingPacketSize が 0 の場合、ファイルはメモリー内 Wave です。完全に準備された Wave が返されます。ストリーミング Wave の場合、クライアントは IXACT3Wave::GetState を呼び出して、再生の前に Wave の準備が整っているようにする必要があります。ループ領域情報は Wave ファイルから読み取られます。
  • dwAlignment
    ストリーミングが行われるメディア上の Wave データのアライメントです。2048 以上の値である必要があります。それ以外の場合、2048 の倍数である必要があります。
  • dwPlayOffset
    Wave の先頭として使用される再生オフセットです。このオフセットは、ミリ秒またはサンプル数で表されます。dwFlags 引数により、オフセットの単位が決定されます。
  • nLoopCount
    ファイルをループする回数です。ループ領域がなくて、ループ カウントが 0 以外の場合は、Wave 全体がループされます。
  • ppWave
    返される IXACT3Wave オブジェクトへのポインター

戻り値

成功した場合、S_OK を返します。それ以外の場合は、エラー コードを返します。

解説 

この API を使用して XMA コンテンツを準備する場合、64K をブロック サイズとしてコンテンツをエンコードする必要があります。

要件

ヘッダー: Xact3.h 宣言

ライブラリ: Xact3.lib 内容

関連項目

IXACT3Engine