IDirect3DDevice9::ShowCursor メソッド
IDirect3DDevice9::ShowCursor メソッド
カーソルを表示または隠蔽する。
構文
BOOL ShowCursor(
BOOL bShow
);
パラメータ
- bShow
[in] bShow に TRUE を指定すると、カーソルは表示される。bShow に FALSE を指定すると、カーソルは隠蔽される。
戻り値
呼び出し前にカーソルが表示されていたかどうかを示す値。カーソルが表示されていた場合は TRUE 、カーソルが表示されていなかった場合は FALSE を返す。
注意
Microsoft® Direct3D® のカーソル関数では、ハードウェアに応じて、Microsoft Windows® Graphics Device Interface (GDI) カーソルまたはソフトウェア エミュレーションのいずれかを使う。ユーザーは通常、WM_SETCURSOR メッセージに応じる。たとえば、ユーザーはメッセージ ハンドラを次のように記述できる。
case WM_SETCURSOR:
// Turn off window cursor
SetCursor( NULL );
m_pd3dDevice->ShowCursor( TRUE );
return TRUE; // prevent Windows from setting cursor to window class cursor
break;
また、カーソルを変更する場合は、ユーザーは IDirect3DDevice9::SetCursorProperties メソッドを呼び出すことができる。詳細については、Microsoft DirectX® Graphics C/C++ サンプルのサンプル コードを参照すること。
参照
IDirect3DDevice9::SetCursorPosition、IDirect3DDevice9::SetCursorProperties