自動ゲイン制御

自動ゲイン制御

Microsoft® DirectPlay® Voice には、できるだけ良好な録音入力レベルを提供するために、サウンド カード上のハードウェア入力音量を自動調整する機能が用意されている。この自動ゲイン制御を有効にするには、IDirectPlayVoiceClient::Connect を呼び出してボイス セッションに接続するときに、DVCLIENTCONFIG 構造体の dwFlags メンバに DVCLIENTCONFIG_AUTORECORDVOLUME フラグを設定する。セッション中は、IDirectPlayVoiceClient::SetClientConfig を呼び出して、自動ゲイン制御を有効にしたり、無効にしたりできる。自動ゲイン制御を有効にするには DVCLIENTCONFIG_AUTORECORDVOLUME フラグを設定し、無効にするには、このフラグを設定しないようにする。

ゲーム アプリケーションでは、なるべく自動ゲイン制御を使うこと。自動ゲイン制御を使うと、ゲーム リソースがほんの少し必要になるが、ゲーム内で録音音量を制御しないで済む。ユーザーは、わざわざレベル設定をせずに、高品質で音声を送受信することができる。