IKsPropertySet インターフェイス

IKsPropertySet インターフェイスの本来の目的は、KSProxy を使って、ユーザーモードの COM メソッド呼び出しを、WDM ストリーミング クラス ドライバが使うカーネルモードのプロパティ セットに変換することによって、WDM ドライバ上のデバイス プロパティを効率よく設定および取得することである。現在では、このインターフェイスは、コンポーネント間で情報を正確にやり取りする目的にも使う。

場合によっては、コンポーネントでこのインターフェイス、または IKsControl インターフェイス (DirectShow DDK に記載されている) を実装する必要がある。たとえば、Microsoft® DVD ナビゲータで使うソフトウェア MPEG-2 デコーダを作成する場合には、これらのインターフェイスのいずれかを実装し、さらに、ナビゲータがデコーダに送る DVD 関連のプロパティ セットをサポートしなければならない。そのピンのプロパティを他のピンまたはフィルタから設定または取得できるように、ピンでこれらのインターフェイスのいずれかをサポートしてもよい。

注 :   dsound.h ヘッダー ファイルには、同じ名前で別のインターフェイスが存在する。2 つのインターフェイスには互換性はない。DirectShow DDK に記載されている IKsControl インターフェイスは現在、WDM ドライバとユーザー モード コンポーネントとの間でプロパティ セットを渡すための推奨インターフェイスである。

Vtable 順のメソッド

このインターフェイスは、IUnknown から継承するメソッド以外に以下のメソッドも公開する。

メソッド 説明
Set プロパティ セット GUID およびプロパティ ID で識別されるプロパティを設定する。
Get プロパティ セット GUID およびプロパティ ID で識別されるプロパティを取得する。
QuerySupported 指定されたプロパティ セットがオブジェクトでサポートされているかどうかを判断する。