IVMRImagePresenter::PresentImage
PresentImage メソッドは、このビデオ フレームを表示しなければならないときに呼び出す。
構文
HRESULT PresentImage(
DWORD_PTR dwUserID,
VMRPRESENTATIONINFO* lpPresInfo
);
パラメータ
dwUserID
[in] 1 つのアロケータプレゼンタのインスタンスが VMR の複数のインスタンスを使っているような場合に、VMR のこのインスタンスを一意に識別するアプリケーション定義の DWORD_PTR。「注意」を参照すること。
lpPresInfo
[in] VMRPRESENTATIONINFO 構造体を指定する。
戻り値
メソッドが成功すると S_OK を返す。失敗するとエラー コードを返す。
注意
PresentImage は、フィルタが実行状態かポーズ状態のときに呼び出すことができる。StartPresenting と StopPresenting は、実行状態の場合に限って呼び出すことができる。したがって、グラフが実行前にポーズ状態の場合は、PresentImage が StartPresenting の前に呼び出される。
アプリケーションは、1 つのフィルタ グラフでも複数のフィルタ グラフでも、VMR の複数のインスタンスでアロケータプレゼンタの 1 つのインスタンスを使って、カスタム ブレンディング エフェクトを作成できる。このようにアロケータプレゼンタを使うことによって、アプリケーションは異なるフィルタ グラフからのストリームをブレンドしたり、同じフィルタ グラフ内の異なるストリームをブレンドしたりできる。VMR の 1 つのインスタンスを使っている場合は、この値をゼロに設定する。
参照