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ビデオ コントロール イベント

このトピックは Windows XP にのみ適用。

ここでは、ビデオ コントロールと関連オブジェクトから発生するイベントの処理のためにアプリケーションで実装する必要があるメソッド (イベント ハンドラとも呼ばれる) の一覧を示す。イベントが発生すると、オブジェクトはアプリケーション内でイベント ハンドラを呼び出す (ハンドラが実装されている場合)。イベント ハンドラは、実装しなくてもかまわない。ただし、目的の機能を達成する唯一の方法がイベント ハンドラという場合もある。

イベント 説明
CertificateFailure オブジェクトが暗号化/暗号解除ライセンスの取得に失敗した場合に呼び出される。
CertificateSuccess オブジェクトが暗号化/暗号解除ライセンスの取得に成功した場合に呼び出される。
Click ユーザーがビデオ矩形をクリックしたときに、MSVidCtl オブジェクトによって呼び出される。
ContentBecomingStale ストリーム バッファ ソースがストリーム バッファ シンクより遅れているときに呼び出される。
DblClick ユーザーがビデオ矩形をダブルクリックしたときに、MSVidCtl オブジェクトによって呼び出される。
EndOfMedia ファイル再生デバイスによって、ソース ファイルの終わりに達したときに呼び出される。
Error ビデオ コントロールまたはそれが実行するフィルタ グラフでエラーが発生したときに、MSVidCtl オブジェクトによって呼び出される。現在、このイベントにはエラーは定義されていない。
KeyDown ユーザーがキーを押したときに、MSVidCtl オブジェクトによって呼び出される。
KeyPress ユーザーがキーを押して離したときに、MSVidCtl オブジェクトによって呼び出される。
KeyUp ユーザーがキーを離したときに、MSVidCtl オブジェクトによって呼び出される。
MouseDown マウス ポインタがビデオ コントロール上にある状態でユーザーがマウスの左ボタンを押したときに、MSVidCtl オブジェクトによって呼び出される。
MouseMove ユーザーがビデオ コントロール上でマウス ポインタを移動したときに、MSVidCtl オブジェクトによって呼び出される。
MouseUp マウス ポインタがビデオ コントロール上にある状態でユーザーがマウスの左ボタンを離したときに、MSVidCtl オブジェクトによって呼び出される。
OverlayUnavailable ハードウェア オーバーレイ サーフェイスが利用可能でないときに呼び出される。
RatingsBlocked オブジェクトが再生をブロックしたときに呼び出される。
RatingsChanged コンテンツのレーティングが変化したときに呼び出される。
RatingsUnblocked オブジェクトが再生のブロックを解除したときに呼び出される。
StaleDataRead 削除対象のマークが付いている一時記録ファイルからソース オブジェクトが読み込みを行ったときに呼び出される。
StaleFileDeleted 一時記録ファイルが削除されたときに呼び出される。
StateChange (MSVidCtl) コントロールの状態が変化したときに、ビデオ コントロールによって呼び出される。
StateChange (IMSVidDevice) デバイスの状態が変化したときに、デバイス オブジェクトによって呼び出される。
TimeHole 再生が記録したコンテンツのギャップに達したときに呼び出される。
TuneChanged 現在アクティブなチューナー デバイスが、要求されたチャンネルまたは周波数に対してチューニングできない場合に、そのデバイスによって呼び出される。

参照