VMR9AlphaBitmap

VMR9AlphaBitmap 構造体は、アプリケーションが合成ビデオ フレームに表示される静的アルファ ブレンド ビットマップを提供する場合に、VMR-9 の IVMRMixerBitmap9 メソッドで使われる。

構文

typedef struct VMR9AlphaBitmap{
  DWORD              dwFlags;
  HDC                hdc;
  IDirect3DSurface9* pDDS;
  RECT               rSrc;
  VMR9NormalizedRect rDest;
  FLOAT              fAlpha;
  COLORREF           clrSrcKey;
  DWORD              dwFilterMode;
};

メンバ

dwFlags

VMR9AlphaBitmapFlags 列挙型のフラグのビットごとの組み合わせ。

hdc

ビットマップのデバイス コンテキストのハンドルを指定する。そのビットマップが Direct3D サーフェイスにある場合は、NULL を指定する。

pDDS

コピーする Direct3D サーフェイス。

rSrc

GDI デバイス コンテキストまたは DirectDraw サーフェイスの転送元矩形を指定する。

rDest

合成空間の転送先矩形を指定する。

fAlpha

アルファ ブレンディング値を指定する。0.0 ~ 1.0 (両端を含む) の値を指定すること。

clrSrcKey

転送元カラー キーを指定する。

dwFilterMode

VMRMixerPrefs 列挙のフラグを指定する。これらのフラグで VMR がイメージをミキシングする方法を制御する。MixerPref_PointFiltering フラグは、テキストを含むイメージの場合に特に便利で、ミキシングより前に伸縮させる必要はない。

参照