VMRSurfaceAllocationFlags 列挙

VMRSurfaceAllocationFlags 列挙は、IVMRSurfaceAllocator::AllocateSurface メソッドで使って、サーフェイス作成パラメータを指定する。

構文

typedef enum {
  AMAP_PIXELFORMAT_VALID  = 0x01,
  AMAP_3D_TARGET  = 0x02,
  AMAP_ALLOW_SYSMEM  = 0x04,
  AMAP_FORCE_SYSMEM  = 0x08,
  AMAP_DIRECTED_FLIP  = 0x10,
  AMAP_DXVA_TARGET = 0x20
} VMRSurfaceAllocationFlags;

要素

AMAP_PIXELFORMAT_VALID

lpPxFmt フィールドに、DirectDraw サーフェイスを作成するために使う有効なデータが含まれていることを示す。

AMAP_3D_TARGET

作成された DirectDraw サーフェイスが、DDSCAPS_3DDEVICE フラグ セットで作成された Direct3D レンダリング ターゲットでもある必要があることを示す。

AMAP_ALLOW_SYSMEM

ビデオ メモリの DirectDraw サーフェイスを割り当てられなかったときに、システム メモリ DirectDraw サーフェイスの割り当てを試行することを示す。(AGP メモリ サーフェイスを割り当ててはならない。)

AMAP_FORCE_SYSMEM

サーフェイスをシステム メモリ内に作成する。イメージのレンダリング前に GDI を使って処理する場合は、これを指定すること。サーフェイスは、現在のモニタ ディスプレイ フォーマット (ピクセル深度) に合致している必要がある。

AMAP_DIRECTED_FLIP

Flip が呼び出されたときに、IVMRImagePresenter インターフェイスの PresentImage 関数にパラメータとして渡された、指定された DirectDraw サーフェイスにフリップすべきであることを示す。ビデオ デコーダが見る DXVA バッファと、グラフィック ドライバが見る DXVA バッファとの同期を維持するには、このフラグが正しくサポートされている必要がある。

AMAP_DXVA_TARGET

このサーフェイスが DXVA ターゲットとして使われることを示す。

注意

システム メモリ内では 3D サーフェイスを作成できないため、AMAP_3D_TARGET は、AMAP_FORCE_SYSMEM や AMAP_ALLOW_SYSMEM と組み合わせることはできない。

要件

Microsoft® Windows® XP が必要である。

参照