VMRRenderPrefs 列挙

  • [アーティクル]

VMRRenderPrefs 列挙型は、IVMRFilterConfig::GetRenderingPrefs および IVMRFilterConfig::SetRenderingPrefs メソッドで使って、基本的なレンダリング設定を取得および設定する。

構文

typedef enum {
  RenderPrefs_ForceOffscreen               = 0x00000001,
  RenderPrefs_ForceOverlays                = 0x00000002,
  RenderPrefs_AllowOverlays                = 0x00000000,
  RenderPrefs_AllowOffscreen               = 0x00000000,
  RenderPrefs_DoNotRenderColorKeyAndBorder = 0x00000008,
  RenderPrefs_RestrictToInitialMonitor     = 0x00000010,
  RenderPrefs_PreferAGPMemWhenMixing       = 0x00000020,
  RenderPrefs_Mask                         = 0x0000003f
} VMRRenderPrefs;

要素

RenderPrefs_ForceOffscreen

VMR がオフスクリーン サーフェイスだけをレンダリングに使用すべきであることを示す。

RenderPrefs_ForceOverlays

オーバーレイ サーフェイスが使用可能でない場合は VMR が失敗することを示す。

RenderPrefs_AllowOverlays

オーバーレイが使用可能な場合は VMR がそれらを使用すべきであることを示す。新しいアプリケーションは使うべきではない。

RenderPrefs_AllowOffscreen

オーバーレイが使用可能でない場合は VMR がオフスクリーン サーフェイスを使用すべきであることを示す。新しいアプリケーションは使うべきではない。

RenderPrefs_DoNotRenderColorKeyAndBorder

アプリケーションがカラー キーを塗りつぶす役割を負うことを示す。

RenderPrefs_RestrictToInitialMonitor

VMR が初期モニタのみに出力すべきであることを示す。

RenderPrefs_PreferAGPMemWhenMixing

テクスチャ サーフェイスを割り当てる際、VMR が AGP メモリの使用を試みるべきであることを示す。

RenderPrefs_Mask

これらすべてのフラグのビットごとの OR。

注意

既定では、VMR はビデオ メモリから DirectDraw テクスチャ サーフェイスを割り当てようとし、割り当てを実行するのに必要なビデオ メモリが残っていない場合は AGP メモリに戻る。VMR が AGP メモリを使うためには、グラフィック カードが、AGP メモリからビデオ メモリへのブリットに関する基本的な機能をサポートしている必要がある。

要件

Microsoft® Windows® XP が必要である。

参照