Direct3D 10.1 フォーマットに対するハードウェア サポート

次の表は、Direct3D 10.1 ハードウェアでサポートされているフォーマットを示しています。つまり、Direct3D 10.1 クラス (または上位のクラス) のビデオ カードは、その特定のフォーマットのデータを含むリソースに対してハードウェア アクセラレーションを実行します。サポートがオプションになっているフォーマットは、ハードウェアで高速化される場合とされない場合があります。

  • X - 対象のフォーマット ターゲットに対して、そのフォーマットはハードウェアでサポートされています。
  • o - 対象のフォーマット ターゲットに対して、そのフォーマットはハードウェアでサポートされている場合があります。ただし、サポートはオプションです。
  • 空白 - そのフォーマットはサポートされていません。対象のフォーマット ターゲットに対応していない可能性もあります。
DXGI フォーマットビット数フォーマット ターゲット25
型指定なし型指定あり123456789101112131415161718192021222324
UNKNOWN0XX
R32G32B32A32_TYPELESS128XXXXXXX
R32G32B32A32_FLOAT128XXXXXXXXXXXXXXooXXX
R32G32B32A32_UINT128XXXXXXXXXXXooXX
R32G32B32A32_SINT128XXXXXXXXXXXooXX
R32G32B32_TYPELESS96XXXXXXX
R32G32B32_FLOAT96XXXXXXXXoXooXXooXXX
R32G32B32_UINT96XXXXXXXXXoXooXX
R32G32B32_SINT96XXXXXXXXXoXooXX
R16G16B16A16_TYPELESS64XXXXXXX
R16G16B16A16_FLOAT64XXXXXXXXXXXXXXoXXXX
R16G16B16A16_UNORM64XXXXXXXXXXXXXXoXXX
R16G16B16A16_UINT64XXXXXXXXXXXoXX
R16G16B16A16_SNORM64XXXXXXXXXXXXXXoXXX
R16G16B16A16_SINT64XXXXXXXXXXXoXX
R32G32_TYPELESS64XXXXXXX
R32G32_FLOAT64XXXXXXXXXXXXXXXoXXX
R32G32_UINT64XXXXXXXXXXXXoXX
R32G32_SINT64XXXXXXXXXXXXoXX
R32G8X24_TYPELESS64XXXXXX
D32_FLOAT_S8X24_UINT64XXXXXXXoX
R32_FLOAT_X8X24_TYPELESS64XXXXXXXXXXX
X32_TYPELESS_G8X24_UINT64XXXXXXXX
R10G10B10A2_TYPELESS32XXXXXXX
R10G10B10A2_UNORM32XXXXXXXXXXXXXXoXXXX
R10G10B10A2_UINT32XXXXXXXXXXXoXX
R11G11B10_FLOAT32XXXXXXXXXXXXXXoXX
R8G8B8A8_TYPELESS32XXXXXXX
R8G8B8A8_UNORM32XXXXXXXXXXXXXXoXXXX
R8G8B8A8_UNORM_SRGB32XXXXXXXXXXXXoXXXX
R8G8B8A8_UINT32XXXXXXXXXXXoXX
R8G8B8A8_SNORM32XXXXXXXXXXXXXXoXXX
R8G8B8A8_SINT32XXXXXXXXXXXoXX
R16G16_TYPELESS32XXXXXXX
R16G16_FLOAT32XXXXXXXXXXXXXXoXXX
R16G16_UNORM32XXXXXXXXXXXXXXoXXX
R16G16_UINT32XXXXXXXXXXXoXX
R16G16_SNORM32XXXXXXXXXXXXXXoXXX
R16G16_SINT32XXXXXXXXXXXoXX
R32_TYPELESS32XXXXXXX
D32_FLOAT32XXXXXXXoX
R32_FLOAT32XXXXXXXXXXXXXXXXXoXXX
R32_UINT32XXXXXXXXXXXXXoXX
R32_SINT32XXXXXXXXXXXXoXX
R24G8_TYPELESS32XXXXXX
D24_UNORM_S8_UINT32XXXXXXXoX
R24_UNORM_X8_TYPELESS32XXXXXXXXXXX
X24_TYPELESS_G8_UINT32XXXXXXXX
R8G8_TYPELESS16XXXXXXX
R8G8_UNORM16XXXXXXXXXXXXXXoXXX
R8G8_UINT16XXXXXXXXXXXoXX
R8G8_SNORM16XXXXXXXXXXXXXXoXXX
R8G8_SINT16XXXXXXXXXXXoXX
R16_TYPELESS16XXXXXXX
R16_FLOAT16XXXXXXXXXXXXXXXoXXX
D16_UNORM16XXXXXXXoX
R16_UNORM16XXXXXXXXXXXXXXXXoXXX
R16_UINT16XXXXXXXXXXXXoXX
R16_SNORM16XXXXXXXXXXXXXXXoXXX
R16_SINT16XXXXXXXXXXXoXX
R8_TYPELESS8XXXXXXX
R8_UNORM8XXXXXXXXXXXXXXXoXXX
R8_UINT8XXXXXXXXXXXoXX
R8_SNORM8XXXXXXXXXXXXXXXoXXX
R8_SINT8XXXXXXXXXXXoXX
A8_UNORM8XXXXXXXXXXXXoXX
R1_UNORM1XXX
R9G9B9E5_SHAREDEXP32XXXXXXXX
R8G8_B8G8_UNORM16XXXXXXXX
G8R8_G8B8_UNORM16XXXXXXXX
BC1_TYPELESS4XXXXXX
BC1_UNORM4XXXXXXXX
BC1_UNORM_SRGB4XXXXXXXX
BC2_TYPELESS8XXXXXX
BC2_UNORM8XXXXXXXX
BC2_UNORM_SRGB8XXXXXXXX
BC3_TYPELESS8XXXXXX
BC3_UNORM8XXXXXXXX
BC3_UNORM_SRGB8XXXXXXXX
BC4_TYPELESS4XXXXXX
BC4_UNORM4XXXXXXXX
BC4_SNORM4XXXXXXXX
BC5_TYPELESS8XXXXXX
BC5_UNORM8XXXXXXXX
BC5_SNORM8XXXXXXXX

フォーマット ターゲット

上記のフォーマット表に示したターゲットのリストは、次のとおりです。フォーマット ターゲットは、特定のフォーマットに依存するリソースの種類、HLSL 組み込み関数、または特定の機能です。

  1. バッファー
  2. 頂点バッファー (IA ステージ)
  3. インデックス バッファー (IA ステージ)
  4. ストリーム出力バッファー
  5. Texture1D
  6. Texture2D
  7. Texture3D
  8. TextureCube
  9. Shader ld
  10. Shader サンプル (任意のフィルター)
  11. Shader サンプル_c (比較フィルター)
  12. Shader サンプル (モノラル 1 ビット フィルター)
  13. Shader gather4
  14. ミップマップ
  15. ミップマップ自動生成
  16. レンダー ターゲット
  17. ブレンド可能なレンダー ターゲット
  18. 深度/ステンシル ターゲット
  19. CPU ロック可能
  20. 4x マルチサンプル レンダー ターゲット
  21. その他のマルチサンプル レンダー ターゲット
  22. マルチサンプルの解決
  23. マルチサンプルのロード
  24. ディスプレイ スキャンアウト
  25. ビット レイアウト内のキャスト

最初のフォーマット R32G32B32A32_TYPELESS がサポートされているフォーマット ターゲットは、5、6、7、8、13、および 23 です。つまり、ハードウェアがハードウェア アクセラレーションを実行する対象は次のとおりです。

  • いくつかのリソース タイプ (5 ~ 8): Texture1D、Texture2D、Texture3D、TextureCube
  • ミップマップ リソース (13)
  • ビット レイアウト変更のないタイプ間でキャストできるデータを含むリソース (23)

この表の情報は、ID3D10Device::CheckFormatSupport でプログラムを使用して確認できます。

DXGI_FORMAT_R16G16B16A16_FLOAT フォーマットのバックバッファーおよびスキャンアウトは、線形の値としたガンマ データを格納します。

関連項目

DXGI の列挙型