ID3DXEffect

エフェクトの設定やクエリのほか、テクニックの選択に使用します。エフェクト オブジェクトには、1 つのエフェクトをレンダリングする複数のテクニックを格納できます。

ID3DXEffect メンバー

ID3DXBaseEffect
   
   ID3DXEffectCompiler

メソッド	説明
ID3DXEffect::ApplyParameterBlock	ステート ブロックの値を、現在のエフェクト システムのステートに割り当てます。
ID3DXEffect::Begin	アクティブなテクニックを開始します。
ID3DXEffect::BeginParameterBlock	パラメーター ブロックでのステート変化のキャプチャーを開始します。
ID3DXEffect::BeginPass	アクティブなテクニック内で、パスを開始します。
ID3DXEffect::CloneEffect	エフェクトのコピーを作成します。
ID3DXEffect::CommitChanges	アクティブなパス内で生じるステート変化をレンダリングの前にデバイスに伝えます。
ID3DXEffect::DeleteParameterBlock	パラメーター ブロックを削除します。
ID3DXEffect::End	アクティブなテクニックを終了します。
ID3DXEffect::EndParameterBlock	エフェクト パラメーター ステートの変化のキャプチャーを中止します。
ID3DXEffect::EndPass	アクティブなパスを終了します。
ID3DXEffect::FindNextValidTechnique	次に有効なテクニックを検索します。検索は、指定したテクニックの次のテクニックから開始されます。
ID3DXEffect::GetCurrentTechnique	現在のテクニックを取得します。
ID3DXEffect::GetDevice	エフェクトに関連付けられているデバイスを取得します。
ID3DXEffect::GetPool	共有パラメーターのプールへのポインターを取得します。
ID3DXEffect::GetStateManager	エフェクト ステート マネージャーを取得します。
ID3DXEffect::IsParameterUsed	テクニックがパラメーターを使用しているかどうかを判別します。
ID3DXEffect::OnLostDevice	このメソッドを使用して、ビデオ メモリー リソースに対するすべてのリファレンスを解放し、すべてのステート ブロックを削除します。このメソッドは、デバイスが失われた場合、またはデバイスを再設定する前に必ず呼びだされる必要があります。
ID3DXEffect::OnResetDevice	このメソッドを使用して、リソースを再取得し、最初のステートを保存します。
ID3DXEffect::SetRawValue	連続した範囲のシェーダー定数をメモリー コピーで設定します。
ID3DXEffect::SetStateManager	エフェクト ステート マネージャーを設定します。
ID3DXEffect::SetTechnique	アクティブなテクニックを設定します。
ID3DXEffect::ValidateTechnique	テクニックを検証します。

解説　

ID3DXEffect インターフェイスは、D3DXCreateEffect、D3DXCreateEffectFromFile、または D3DXCreateEffectFromResource を呼び出すことによって取得されます。

LPD3DXEFFECT 型は、このインターフェイスへのポインターとして定義されています。

typedef interface ID3DXEffect ID3DXEffect;
typedef interface ID3DXEffect *LPD3DXEFFECT;

関連項目

D3DXCreateEffect, D3DXCreateEffectFromFile, D3DXCreateEffectFromResource

要件

ヘッダー: D3DX9Effect.h 宣言

ライブラリ: D3dx9.lib 内容