IDirect3DDevice9::SetCursorPosition

  • [アーティクル]
void 
SetCursorPosition(
  INT X,
  INT Y,
  DWORD Flags
);

パラメータ

  • X
    仮想デスクトップ座標でのカーソルの新しい X 位置です。「解説」を参照してください。
  • Y
    仮想デスクトップ座標でのカーソルの新しい Y 位置です。「解説」を参照してください。
  • Flags
    カーソルの更新オプションを指定します。現在、1 つのフラグのみが定義されています。

    • D3DCURSOR_IMMEDIATE_UPDATE
      リフレッシュ レートでカーソルを更新します。

      このフラグを指定した場合、システムではカーソルがディスプレイのリフレッシュ レートの少なくとも 1/2 で更新されますが、ディスプレイのリフレッシュ レートよりも高い頻度で更新されることはありません。そうでない場合、このメソッドは次回の IDirect3DDevice9::Present 呼び出しまでカーソルの更新を遅らせます。通常、このフラグを設定しないと、設定した場合よりもパフォーマンスが向上します。ただし、カーソルの動きが著しく遅いとユーザーが感じる程度に Present への呼び出しのレートが十分低い場合はこのフラグを設定する必要があります。このフラグは、ウィンドウ表示モード アプリケーションには効果がありません。一部のビデオ カードはハードウェア カラー カーソルを実装しています。このフラグはこれらのカードに影響を与えません。

戻り値

なし。

解説　

全画面モードで実行しているときは、スクリーン空間座標は現在の表示モードにおおよそスケール設定されたバック バッファー座標です。ウィンドウ表示モードで実行しているときは、スクリーン空間座標はデスクトップ座標です。カーソルイメージは、指定位置から IDirect3DDevice9::SetCursorProperties メソッドで指定されたホットスポットオフセットを除算した位置で描画されます。

カーソルが IDirect3DDevice9::ShowCursor により非表示に設定されている場合、カーソルは描画されません。

要件

ヘッダー: D3D9.h 宣言

ライブラリ: D3D9.lib 内容

関連項目

IDirect3DDevice9::SetCursorProperties, IDirect3DDevice9::ShowCursor