Share via


TextElementEnumerator.MoveNext メソッド

列挙子を文字列の次のテキスト要素に進めます。

Public Overridable Function MoveNext() As Boolean Implements _   IEnumerator.MoveNext
[C#]
public virtual bool MoveNext();
[C++]
public: virtual bool MoveNext();
[JScript]
public function MoveNext() : Boolean;

戻り値

列挙子が次のテキスト要素に正常に進んだ場合は true 。列挙子が文字列の末尾を越えた場合は false

実装

IEnumerator.MoveNext

例外

例外の種類 条件
InvalidOperationException 列挙子が作成された後に、文字列が変更されました。

解説

.NET Framework は、単一の文字として表示されるテキストの単位、つまり書記素としてテキスト要素を定義します。テキスト要素は、基本文字、サロゲート ペア、または組み合わせた文字シーケンスの場合があります。Unicode Standard は、サロゲート ペアを 2 つのコード単位から成る単一の抽象文字を表すコード化文字表現として定義します。ペアの最初の単位が上位サロゲート、2 番目の単位が下位サロゲートとなります。Unicode Standard は、組み合わせ文字シーケンスを 1 つの基本文字と 1 つ以上の組み合わせ文字の組み合わせとして定義します。サロゲート ペアは、基本文字または組み合わせた文字を表すことができます。サロゲート ペアおよび組み合わせ文字シーケンスの詳細については、http://www.unicode.org の「The Unicode Standard」を参照してください。

列挙子を作成した後や、 Reset を呼び出した後は、列挙子は文字列の最初のテキスト要素の前に位置しています。 MoveNext の最初の呼び出しにより、列挙子は文字列の最初のテキスト要素に移動します。

列挙子が作成された後に文字列を変更した場合、 MoveNext は例外をスローします。

列挙子が文字列の末尾を越えた後で MoveNext を続けて呼び出すと、 Reset が呼び出されるまでは、 false が返されます。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET

参照

TextElementEnumerator クラス | TextElementEnumerator メンバ | System.Globalization 名前空間 | Current | Reset