HyperLink Web サーバー コントロール

クリックすると別のページに移動できるリンクをページ上に作成します。

<asp:HyperLinkid="HyperLink1"     href="url"     Text="HyperLinkText"     ImageUrl="url"     Target="window"     runat="server"/>
or
<asp:HyperLinkid="HyperLink1"""     href="url"     ImageUrl="url"     Target="window"     runat="server">   Text</asp:HyperLink>

解説

HyperLink コントロールを使用して、別のページまたは同じページの別の場所に移動するリンクを作成できます。リンク先のページまたは場所は、href プロパティを使用して指定します。リンクは、テキストまたはイメージとして表示できます。テキストを表示するには、Text プロパティを設定するか、単純に HyperLink コントロールの開始タグと終了タグの間にテキストを挿入します。イメージを表示するには、ImageUrl プロパティを設定します。

メモ   <asp:HyperLink> 要素には内容を含める必要がないため、個別に終了タグを使用する代わりに /> でタグを閉じることができます。

Text プロパティと ImageUrl プロパティの両方が設定されている場合は、ImageUrl プロパティが優先されます。指定されているイメージを利用できない場合は、Text プロパティのテキストが表示されます。ツール ヒント機能をサポートするブラウザでは、HyperLink コントロールの上にマウス ポインタが置かれると、Text プロパティの値が表示されます。

Target プロパティを設定して、リンク先のページを表示するフレームまたはウィンドウを指定できます。この値の先頭は、a から z までの範囲の文字にする必要があり、大文字と小文字は区別されません。この原則は、アンダースコアで始まる次の特殊な値には適用されません。

_blank リンク先のページをフレームを使用せずに新しいウィンドウに表示します。
_parent リンク先のページを直近の親フレームセットに表示します。
_self リンク先のページをフォーカスを持っているフレームに表示します。
_top リンク先のページをフレームを使用せずにそのウィンドウ全体に表示します。

注意   テキストは、HyperLink コントロールに表示される前には HTML エンコードされません。これにより、テキストの HTML タグ内にスクリプトを埋め込むことができるようになります。コントロールの値がユーザーによって入力された場合は、セキュリティの脆弱性への対策として、入力された値を必ず検証してください。

HyperLink Web サーバー コントロールのプロパティとイベントの詳細については、HyperLink のドキュメントを参照してください。

別の Web ページに移動する HyperLink コントロールの使用方法を次の例に示します。

<html>
<head>
</head>
<body>

   <h3>HyperLink Sample</h3>
   Click on the HyperLink:<br>  
   <asp:HyperLink id="hyperLink1"
        ImageUrl="images\pict.jpg"
        href="https://www.microsoft.com"
        Text="Microsoft Official Site"
        Target="_new"
        runat="server"/>      

</body>
</html>

参照

Web サーバー コントロール | HyperLink クラス