TextBox Web サーバー コントロール

単一行および複数行のテキスト ボックスを作成します。

<asp:TextBoxid="value"     AutoPostBack="True|False"     Columns="characters"     MaxLength="characters"     Rows="rows"     Text="text"     TextMode="SingleLine | MultiLine | Password"     Wrap="True|False"     OnTextChanged="OnTextChangedMethod"     runat="server"/>

解説

TextBox サーバー コントロールは、ユーザーがテキストを入力できる入力コントロールです。既定では、TextMode プロパティは 1 行だけのテキスト ボックスを作成する SingleLine に設定されます。このプロパティは MultiLine または Password に設定することもできます。MultiLine は、複数行のテキスト ボックスを作成します。Password は、ユーザーが入力した値をマスクする単一行テキスト ボックスを作成します。

テキスト ボックスの表示幅は、Columns プロパティで決定されます。テキスト ボックスが複数行テキスト ボックスの場合は、表示高は Rows プロパティで決定されます。

TextBox コントロールの内容を判断するには、Text プロパティを使用します。MaxLength プロパティを設定することによって、コントロールに入力できる文字数を制限できます。テキスト ボックスの末尾に到達したときに、セルの内容を自動的に改行するように指定するには、Wrap プロパティを true に設定します。

TextBox Web サーバー コントロールのプロパティとイベントの詳細については、TextBox クラスのドキュメントを参照してください。

.aspx ファイルで TextBox コントロールを宣言する方法を次の例に示します。このコントロールは、最大 10 行まで表示できる複数行テキスト ボックスです。ブラウザがコントロールのフォントをサポートしている場合は、テキストは Arial フォントで表示されます。コントロールの TextChanged メソッドには、txtLogin_Changed メソッドが関連付けられています。

<asp:TextBox runat=server
     id="txtLogin"
     Text=""
     Font_Face="Arial" Font_Size="3"
     BackColor="lightblue"
     TextMode="MultiLine"
     Height="10"
     OnTextChanged="txtLogin_Changed"/>

参照

Web サーバー コントロール | TextBox クラス