Type.GetNestedType メソッド (String)
指定した名前を持ち、入れ子になっている型を検索します。
Overloads Public Function GetNestedType( _
ByVal name As String _) As Type
[C#]
public Type GetNestedType(stringname);
[C++]
public: Type* GetNestedType(String* name);
[JScript]
public function GetNestedType(
name : String) : Type;
パラメータ
- name
取得対象の入れ子になった型の名前を格納している、入れ子として指定した文字列。
戻り値
指定した名前を持ち、入れ子になっている型が存在する場合は、その型を表す Type オブジェクト。それ以外の場合は null 参照 (Visual Basic では Nothing) 。
例外
例外の種類 | 条件 |
---|---|
ArgumentNullException | name が null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。 |
解説
name の検索では大文字と小文字が区別されます。
型に対するリフレクション時に Get メソッドによって返される基本クラスのメンバを次の表に示します。
メンバ型 | 静的 | 非静的 |
---|---|---|
コンストラクタ | いいえ | いいえ |
フィールド | いいえ | はい。フィールドは常に名前と署名によって隠ぺいされます。 |
イベント | 適用なし | 共通型システムの規則では、継承は、プロパティを実装するメソッドの継承と同じになります。リフレクションは、プロパティを名前と署名によって隠ぺいされているとして扱います。下記のメモ 2 を参照してください。 |
メソッド | いいえ | はい。メソッド (仮想メソッドと非仮想メソッドの両方) は、名前によって隠蔽することもできますし、名前と署名によって隠蔽することもできます。 |
入れ子になった型 | いいえ | いいえ |
プロパティ | 適用なし | 共通型システムの規則では、継承は、プロパティを実装するメソッドの継承と同じになります。リフレクションは、プロパティを名前と署名によって隠ぺいされているとして扱います。下記のメモ 2 を参照してください。 |
- 名前と署名による隠ぺいでは、カスタム修飾子、戻り値の型、パラメータの型、sentinel、およびアンマネージ呼び出し規約を含めて、署名のすべての部分が判断の対象となります。これはバイナリ比較です。
- リフレクションの場合、プロパティおよびイベントは名前と署名によって隠ぺいされています。基本クラスに get アクセサと set アクセサの両方を持つプロパティがあり、派生クラスには get アクセサしかない場合、派生クラスのプロパティにより基本クラスのプロパティが隠ぺいされ、基本クラスの set アクセサにはアクセスできません。
- カスタム属性は、共通の型システムの一部ではありません。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, Common Language Infrastructure (CLI) Standard
.NET Framework セキュリティ:
- ReflectionPermission (非パブリック メソッドをリフレクション操作するために必要なアクセス許可) ReflectionPermissionFlag.MemberAccess 、 ReflectionPermissionFlag.TypeInformation (関連する列挙体)
参照
Type クラス | Type メンバ | System 名前空間 | Type.GetNestedType オーバーロードの一覧 | String | DefaultBinder | GetNestedTypes