StringInfo クラス

文字列をテキスト要素に分割し、そのテキスト要素を反復処理する機能を提供します。

この型のすべてのメンバの一覧については、StringInfo メンバ を参照してください。

System.Object
   System.Globalization.StringInfo

<Serializable>
Public Class StringInfo
[C#]
[Serializable]
public class StringInfo
[C++]
[Serializable]
public __gc class StringInfo
[JScript]
public
   Serializable
class StringInfo

スレッドセーフ

この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。

解説

.NET Framework は、単一の文字として表示されるテキストの単位、つまり書記素としてテキスト要素を定義します。テキスト要素は、基本文字、サロゲート ペア、または組み合わせた文字シーケンスの場合があります。Unicode Standard は、サロゲート ペアを 2 つのコード単位から成る単一の抽象文字を表すコード化文字表現として定義します。ペアの最初の単位が上位サロゲート、2 番目の単位が下位サロゲートとなります。Unicode Standard は、組み合わせ文字シーケンスを 1 つの基本文字と 1 つ以上の組み合わせ文字の組み合わせとして定義します。サロゲート ペアは、基本文字または組み合わせた文字を表すことができます。サロゲート ペアおよび組み合わせ文字シーケンスの詳細については、http://www.unicode.org の「The Unicode Standard」を参照してください。

必要条件

名前空間: System.Globalization

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET

アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)

参照

StringInfo メンバ | System.Globalization 名前空間