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Marshal.GetComObjectData メソッド

  • [アーティクル]

指定した COM オブジェクトから、指定したキーで参照するデータを取得します。

Public Shared Function GetComObjectData( _
   ByVal obj As Object, _   ByVal key As Object _) As Object
[C#]
public static object GetComObjectData(objectobj,objectkey);
[C++]
public: static Object* GetComObjectData(Object* obj,Object* key);
[JScript]
public static function GetComObjectData(
   obj : Object,key : Object) : Object;

パラメータ

  • obj
    必要なデータを格納している COM オブジェクト。
  • key
    データの取得対象となる obj の内部ハッシュ テーブルにあるキー。

戻り値

obj パラメータの内部ハッシュ テーブルにある key パラメータで表されるデータ。

例外

例外の種類 条件
ArgumentNullException obj が null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。

または

key が null 参照 (Nothing) です。
ArgumentException obj が COM オブジェクトではありません。

解説

ランタイム呼び出し可能ラッパーでラップされたすべての COM オブジェクトには、ハッシュ テーブルが関連付けられます。 GetComObjectData はこのハッシュ テーブルを読み込みます。また、 Marshal.SetComObjectData はこのハッシュ テーブルにデータを追加します。どちらのメソッドもコードの中で直接使用することはありません。

メモ   このメソッドは SecurityAction.LinkDemand を使用して、信頼関係のないコードからの呼び出しを防ぎます。 SecurityPermissionAttribute.UnmanagedCode アクセス許可は、直前の呼び出し元にのみ要求されます。信頼性が一部しか確認されていないコードから呼び出すことができるコードの場合、ユーザー入力を検証せずに Marshal クラスに渡すことは避けてください。 LinkDemand メンバの使用に関する重要な制約事項については、「 Demand と LinkDemand 」を参照してください。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

.NET Framework セキュリティ:

参照

Marshal クラス | Marshal メンバ | System.Runtime.InteropServices 名前空間 | SetComObjectData