ButtonColumn クラス

列の各行に対応する、Add や Remove などのユーザー定義コマンド ボタンが格納されている DataGrid コントロールの列型。

この型のすべてのメンバの一覧については、ButtonColumn メンバ を参照してください。

System.Object
   System.Web.UI.WebControls.DataGridColumn
      System.Web.UI.WebControls.ButtonColumn

Public Class ButtonColumn
   Inherits DataGridColumn
[C#]
public class ButtonColumn : DataGridColumn
[C++]
public __gc class ButtonColumn : public DataGridColumn
[JScript]
public class ButtonColumn extends DataGridColumn

スレッドセーフ

この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。

解説

DataGrid コントロールの ButtonColumn 列型を使用して、 DataGrid コントロールの各行に対応するコマンド ボタンを作成します。コマンド ボタンに表示するキャプションを指定するには、 Text プロパティを設定します。

メモ    Text プロパティを設定すると、列のすべてのコマンド ボタンで同じキャプションが共有されます。

ButtonColumn 列をデータ ソースのフィールドに連結しても同じように設定できます。この方法で設定すると、列にある各コマンド ボタンで異なるキャプションを表示できます。テキスト キャプションには、指定フィールドの値が使用されます。列をデータ ソースのフィールドに連結するには、 DataTextField プロパティを設定します。

DataTextField プロパティを書式指定文字列で設定すると、コマンド ボタンに表示するキャプションの書式を指定できます。

列のコマンド ボタンをクリックすると ItemCommand イベントが発生します。 ItemCommand イベントのイベント ハンドラを作成すると、コマンド ボタンがクリックされたときに実行するアクションをプログラムによって制御できます。

メモ   通常のボタン コントロールとは異なり、 ButtonColumn のボタンがクリックされても検証は実行されません。クリックされたときに検証を実行するボタンがある列を作成するには、 ButtonLinkButton などのボタン コントロールを TemplateColumn に追加します。

必要条件

名前空間: System.Web.UI.WebControls

プラットフォーム: Windows 2000, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

アセンブリ: System.Web (System.Web.dll 内)

参照

ButtonColumn メンバ | System.Web.UI.WebControls 名前空間 | DataGrid | DataGridColumn | BoundColumn | EditCommandColumn | HyperLinkColumn | TemplateColumn | Button | LinkButton