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FileIOPermissionAccess 列挙体

要求されたファイル アクセスの種類を指定します。

この列挙体には、メンバ値をビットごとに演算するための FlagsAttribute 属性が含まれています。

<Flags>
<Serializable>
Public Enum FileIOPermissionAccess
[C#]
[Flags]
[Serializable]
public enum FileIOPermissionAccess
[C++]
[Flags]
[Serializable]
__value public enum FileIOPermissionAccess
[JScript]
public
   Flags
 Serializable
enum FileIOPermissionAccess

解説

この列挙体は FileIOPermission クラスで使用されます。

メモ    NoAccess および AllAccess は、 FileIOPermissionAccess のフィールドですが、 GetPathList の有効なパラメータとして使用することはできません。この 2 つのフィールドは、ファイル アクセス許可についてそれぞれ種類なし、およびすべての種類を示し、 GetPathList ではファイル アクセス許可として 1 つの種類だけが要求されるためです。

メンバ

メンバ名 説明
AllAccess ファイルまたはディレクトリへの AppendReadWrite 、および PathDiscovery アクセス許可。 AllAccess は、複数の FileIOPermissionAccess 値を表し、1 つの値が要求される GetPathList メソッドの access パラメータとして使用すると、 ArgumentException が発生します。 15
Append ファイルまたはディレクトリにデータを追加するためのアクセス許可。 Append アクセス許可には、新しいファイルまたはディレクトリを作成するための許可も含まれます。
メモ   ファイルを作成するには、 Append の他に、 Write または Read が必要です。詳細については、 FileMode のトピックを参照してください。
4
NoAccess ファイルまたはディレクトリへのアクセス許可なし。 NoAccess は、有効な FileIOPermissionAccess 値がないことを表すため、1 つの値を要求する GetPathList メソッドのパラメータとして使用すると、 ArgumentException が発生します。 0
PathDiscovery パス自体に存在する情報へのアクセス。これにより、ユーザー名などのパス中の機密情報だけではなく、パスによって判明するディレクトリ構造についての情報も保護されます。この値は、パスによって表されたファイルまたはフォルダへのアクセスを与えません。
メモ   パフォーマンス上の理由により、 PathDiscovery は、ファイルには与えずに、ディレクトリだけに与える必要があります。たとえば、 PathDiscovery アクセス許可は、C:\test\example.txt ではなく、C:\test や C:\test\ などに与える必要があります。
8
Read ファイルまたはディレクトリから読み取るためのアクセス。 1
Write ファイルまたはディレクトリに書き込むか、ファイルまたはディレクトリを削除するためのアクセス許可。 Write アクセス許可には、ファイルまたはディレクトリの削除と上書きの許可が含まれます。 2

必要条件

名前空間: System.Security.Permissions

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)

参照

System.Security.Permissions 名前空間 | FileIOPermission | FileIOPermissionAttribute