追跡プロファイル デザイナのサンプル

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ワークフロー追跡プロファイル デザイナは、ワークフロー デザイナ画面を使用したワークフロー定義からの追跡プロファイルの作成をサポートするツールです。このサンプル アプリケーションでは、追跡プロファイルおよびサービスに精通していることを前提として説明を進めます。詳細については、このトピックの最後にあるリファレンスを参照してください。

サンプルをビルドするには

  1. このトピックの [サンプルのダウンロード] をクリックしてサンプルをダウンロードします。

    これにより、サンプル プロジェクトがローカルのハード ディスクに抽出されます。

  2. [スタート] をクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[Microsoft Windows SDK] をポイントし、[CMD シェル] をクリックします。

  3. サンプルのソース ディレクトリに移動します。

  4. コマンド プロンプトで、「MSBUILD <ソリューション ファイル名>」と入力します。

サンプルを実行するには

  • [SDK コマンド プロンプト] ウィンドウで、TrackingProfileDesigner\bin\debug フォルダ (このサンプルの VB のバージョンでは、TrackingProfileDesigner\bin フォルダ) にある .exe ファイルを実行します (このサンプルでは、メイン フォルダの下にあります)。

追跡プロファイルの作成

アクティビティ追跡ポイントを追加および構成し、追跡プロファイルを開くには、次の手順に従ってください。

アクティビティ追跡ポイントを作成するには

  1. [File] メニューの [Open] をクリックし、[Workflow From File] をクリックします。

  2. 使用するワークフロー コンテンツを含むアセンブリに移動し、[Open] をクリックして、ワークフロー追跡プロファイル デザイナのメイン画面に戻ります。

  3. デザイナ画面でアクティビティをクリックし、選択します。

    これにより、ツール バーの [Track] ボタンが有効になります。

  4. [Track] をクリックして、選択されたアクティビティを追跡します。

アクティビティ追跡ポイントを構成するには

  1. [Events] をクリックして、選択された追跡ポイントに関して追跡するアクティビティ ステータス イベントを選択します。

    [Select All] をクリックするとすべてを選択でき、[Select None] をクリックするとすべてを選択解除できます。

  2. [Annotate] をクリックして、[Annotation] ツール ストリップを開きます。

  3. テキスト ボックスに、アクティビティ追跡ポイントを説明する文字列を入力します。

  4. [Extract Data] をクリックし、一覧の [Properties] を選択して、このアクティビティについて追跡する要素を選択します。

  5. [Match Derived Types] を選択して、選択されたアクティビティ タイプとすべての派生型をこの追跡ポイントで照合することを示します。

  6. 条件を追加して、発行される一連の追跡ポイントをフィルタ処理することもできます。

追跡条件を追加するには

  1. 選択されたアクティビティ追跡ポイントの [Conditions] をクリックして、[Add new condition] を選択します。

  2. [Conditions] ツール ストリップで、条件の左側に表示されるメンバ (たとえば Name) を選択します。

  3. [==] ボタンをクリックして、等価と不等 (!=) の切り替えを行います。

  4. 条件の右側に文字列値 (たとえば「codeActivity1」) を入力します。

  5. [Save] をクリックして、完成した条件を追加します。

追跡プロファイルを開くには

  1. [File] メニューの [Open] をクリックし、[Profile From File] をクリックします。

  2. 使用する追跡プロファイルを選択し、[Open] をクリックします。

Noteメモ :

追跡プロファイルを開くには、その前にワークフローを読み込んでおく必要があります。また、確実な読み込みが保証されているのは、このツールを使って生成されたプロファイルだけです。

追跡プロファイルを保存するには

  1. [File] メニューの [Save] をクリックし、[Profile as File] をクリックします。

  2. パスと .xml という拡張子を持つファイル名を入力します。

  3. [Save] をクリックして、追跡プロファイルを保存します。

SQL 追跡データベースの使用

SQL 追跡データベースが設定されている場合は、データベースにプロファイルを保存することも可能です。まだ追跡データベースを作成していない場合は、「簡単な追跡のサンプル」のデータベースの設定に関する説明を参照してください。

アプリケーションと SQL 追跡データベースを併用するには

  1. アプリケーションの .config ファイルを、プロファイル データベースに対して有効な ConnectionString で更新します。

    既定の構成ファイルは次のようになります。

    <?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<configuration>
    <appSettings>
        <add key="ConnectionString" value="Persist Security Info=False;Integrated Security=SSPI;database=TrackingStore;server=localhost"/>
    </appSettings>
</configuration>

  2. [File] メニューの [Save] をクリックし、[Profile to SQL Tracking Database] をクリックして、追跡データベースに現在のプロファイルを保存します。

    データベースのバージョンが現在のプロファイルよりも新しい場合、ダイアログ ボックスが表示され、プロファイルを保存する前に新しいバージョンを要求します。

  3. [File] メニューの [Open] をクリックし、[From SQL Tracking Database] をクリックして追跡データベースからプロファイルを読み込みます。

    ダイアログ ボックスが表示され、ワークフロー型とプロファイルのバージョンを選択できます。ワークフロー アセンブリがデザイナと同じパスにない場合は、別のダイアログ ボックスが表示され、必要なアセンブリがある場所を要求します。

解説

  • このアプリケーションはサンプルであるため、使用には特定の制限があります。

  • 確実な読み込みが保証されているのは、プロファイル デザイナで作成された追跡プロファイルだけです。これは、デザイナが 1 つの特定の追跡ポイントに対して 1 つのアクティビティ追跡場所を作成し、それを前提としているためです。

  • 追跡プロファイルは、ワークフロー型ごとに保存されます。UpdateDefaultTrackingProfile というストアド プロシージャを呼び出すと、プロファイルを既定の追跡プロファイルとして保存することができます。

  • 注釈を付ける場所は、複合アクティビティの最も外側に限られています。

  • デザイナを介して UserTrackPoints を追加することはできません。

関連項目

その他の技術情報

Creating and Using Tracking Profiles
Windows Workflow Tracking Services
Creating Custom Tracking Services
ファイル追跡サービスとクエリのサンプル
Task 4 : Using the Windows Workflow Tracking Service
アプリケーション サンプル

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