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JIT パフォーマンス カウンター

パフォーマンス コンソール .NET CLR JIT カテゴリには、JIT コンパイラでコンパイルされたコードに関する情報を提供するカウンターが含まれます。 これらのパフォーマンス カウンターについて、次の表で説明します。

パフォーマンス カウンター

説明

# of IL bytes JITted

アプリケーションの開始後にジャスト イン タイム (JIT) コンパイラでコンパイルされた Microsoft Intermediate Language (MSIL) のバイト総数を表示します。 このカウンターは、Total # of IL Bytes Jitted カウンターと同じです。

# of Methods JITted

アプリケーションの開始後に JIT コンパイラでコンパイルされたメソッドの総数を表示します。 JIT コンパイラでプリコンパイルされているメソッドは、カウントされません。

% Time in Jit

前回の JIT コンパイル フェーズ後に JIT コンパイルに費やされた経過時間の割合を示します。 このカウンターは、JIT コンパイル フェーズが終了するごとに、更新されます。 JIT コンパイル フェーズは、メソッドまたはその依存関係がコンパイルされたときに発生します。

IL bytes Jitted / sec

1 秒間に JIT コンパイルされる MSIL バイト数を表示します。 このカウンターは、全時間を通しての平均値ではなく、最後の 2 回の収集で計測された値の差を収集間隔で割った値が表示されます。

Standard Jit Failures

アプリケーションの開始後に JIT コンパイラがコンパイルに失敗したピーク メソッド数を表示します。 このエラーは、MSIL の検査に失敗したときや JIT コンパイラに内部エラーが検出されたときに発生します。

Total # of IL Bytes Jitted

アプリケーションの開始後に JIT コンパイラでコンパイルされた MSIL のバイト総数を表示します。 このカウンターは、# of IL Bytes Jitted カウンターと同じです。

参照

参照

ランタイム プロファイリング

概念

マネージ実行プロセス

その他の技術情報

.NET Framework のパフォーマンス カウンター