.NET Framework 1.1 および 2.0 のホスト グローバル静的関数

更新 : 2010 年 7 月

このセクションでは、ホスト API で使用されるアンマネージ グローバル静的関数について説明します。

_Cor* 関数を除き、.NET Framework Version 4 ではアンマネージ グローバル静的関数の使用が推奨されていません。

このセクションの内容

  • _CorDllMain 関数
    共通言語ランタイム (CLR: Common Language Runtime) を初期化し、DLL アセンブリの CLR ヘッダーでマネージ エントリ ポイントを検索して、その実行を開始します。

  • _CorExeMain 関数
    共通言語ランタイム (CLR: Common Language Runtime) を初期化し、実行可能アセンブリの CLR ヘッダーでマネージ エントリ ポイントを検索して、その実行を開始します。

  • _CorExeMain2 関数
    指定されたメモリ マップト コードのエントリ ポイントを実行します。 この関数は、オペレーティング システム ローダーによって呼び出されます。

  • _CorImageUnloading 関数
    マネージ モジュール イメージがアンロードされたときに、ローダーに通知します。

  • _CorValidateImage 関数
    マネージ モジュール イメージを検証し、それらが読み込まれると、オペレーティング システム ローダーに通知します。

  • CallFunctionShim 関数
    使用は推奨されていません。 指定したライブラリ内の関数を、名前とパラメーターを指定して呼び出します。

  • ClrCreateManagedInstance 関数
    使用は推奨されていません。 指定したマネージ型のインスタンスを作成します。

  • CoEEShutDownCOM 関数
    プロセスから COM アセンブリをアンロードします。 この関数は、.NET Framework Version 4 では使用は推奨されていません。

  • CoInitializeCor 関数
    CoInitializeCor は互換性のために残されています。 共通言語ランタイム (CLR: Common Language Runtime) を初期化するには、CorBindToRuntimeEx または CorBindToCurrentRuntime を使用します。

  • CoInitializeEE 関数
    CLR 実行エンジンがプロセスに読み込まれていることを確認します。 この関数は、.NET Framework 4 では使用は推奨されていません。 代わりに、ICLRRuntimeHost::Start メソッドを使用してください。

  • CorBindToCurrentRuntime 関数
    使用は推奨されていません。 XML ファイルに格納されているバージョン情報を使用して、共通言語ランタイム (CLR: Common Language Runtime) をプロセスに読み込みます。

  • CorBindToRuntime 関数
    使用は推奨されていません。 アンマネージ ホストが CLR をプロセスに読み込めるようにします。

  • CorBindToRuntimeByCfg 関数
    使用は推奨されていません。 XML ファイルから読み取ったバージョン情報を使用して、CLR をプロセスに読み込みます。

  • CorBindToRuntimeEx 関数
    使用は推奨されていません。 アンマネージ ホストが CLR をプロセスに読み込めるようにします。CLR の動作を指定するフラグを設定できます。

  • CorBindToRuntimeHost 関数
    使用は推奨されていません。 指定したバージョンの CLR をホストがプロセスに読み込めるようにします。

  • CorExitProcess 関数
    使用は推奨されていません。 現在のアンマネージ プロセスを終了します。

  • CorLaunchApplication 関数
    使用は推奨されていません。 指定したネットワーク パスのアプリケーションを、指定したマニフェストとその他のアプリケーション データを使用して起動します。

  • CorMarkThreadInThreadPool 関数
    使用は推奨されていません。 現在実行されているスレッド プールのスレッドに、マネージ コードの実行のマークを付けます。 .NET Framework Version 2.0 以降では、この関数に効力はありません。 必ずしも必要はありませんが、この関数はコードから削除できます。

  • CoUninitializeCor 関数
    CoUninitializeCor は互換性のために残されています。 プロセスから CLR をアンロードできません。

  • CoUninitializeEE 関数
    CoUninitializeEE は互換性のために残されています。

  • CreateDebuggingInterfaceFromVersion 関数
    使用は推奨されていません。 指定したバージョン情報に基づいて ICorDebug オブジェクトを作成します。

  • CreateICeeFileGen 関数
    使用は推奨されていません。 ICeeFileGen オブジェクトを作成します。

  • DestroyICeeFileGen 関数
    使用は推奨されていません。 ICeeFileGen オブジェクトを破棄します。

  • FExecuteInAppDomainCallback 関数ポインター
    使用は推奨されていません。 CLR がマネージ コードを実行するために呼び出す関数を指します。

  • FLockClrVersionCallback 関数ポインター
    使用は推奨されていません。 初期化が開始または完了したことをホストに通知するために CLR が呼び出す関数を指します。

  • GetCLRIdentityManager 関数
    使用は推奨されていません。 CLR が ID を管理できるようにするインターフェイスへのポインターを取得します。

  • GetCORRequiredVersion 関数
    使用は推奨されていません。 必要な CLR のバージョン番号を取得します。

  • GetCORSystemDirectory 関数
    使用は推奨されていません。 プロセスに読み込まれた CLR のインストール ディレクトリを返します。

  • GetCORVersion 関数
    使用は推奨されていません。 現在のプロセスで実行されている CLR のバージョン番号を返します。

  • GetFileVersion 関数
    使用は推奨されていません。 指定したバッファーを使用して、指定したファイルの CLR バージョン情報を取得します。

  • GetRealProcAddress 関数
    使用は推奨されていません。 最後にインストールされたバージョンの CLR からエクスポートされる、指定した関数のアドレスを取得します。

  • GetRequestedRuntimeInfo 関数
    使用は推奨されていません。 アプリケーションが要求した CLR についてのバージョン情報とディレクトリ情報を取得します。

  • GetRequestedRuntimeVersion 関数
    使用は推奨されていません。 指定したアプリケーションで要求される CLR のバージョン番号を取得します。 そのバージョンがインストールされていない場合は、要求されるバージョンより前にインストールされた最も新しいバージョンを取得します。

  • GetRequestedRuntimeVersionForCLSID 関数
    使用は推奨されていません。 指定の CLSID を持つクラスに対応した CLR バージョンの情報を取得します。

  • GetVersionFromProcess 関数
    使用は推奨されていません。 指定のプロセス ハンドルに関連付けられた CLR のバージョン番号を取得します。

  • LoadLibraryShim 関数
    使用は推奨されていません。 指定したバージョンの .NET Framework DLL を読み込みます。

  • LoadStringRC 関数
    使用は推奨されていません。 現在のスレッドの既定のカルチャを使用して、HRESULT 値をエラー メッセージに変換します。

  • LoadStringRCEx 関数
    使用は推奨されていません。 HRESULT 値を、指定したカルチャの適切なエラー メッセージに変換します。

  • LockClrVersion 関数
    使用は推奨されていません。 プロセス内で使用する CLR のバージョンを、CLR を明示的に初期化する前にホストが決定できるようにします。

  • LPOVERLAPPED_COMPLETION_ROUTINE 関数ポインター
    使用は推奨されていません。 デバイスに対する重複 I/O (非同期 I/O) が完了したときに、ホストに通知する関数を指します。

  • LPTHREAD_START_ROUTINE 関数ポインター
    使用は推奨されていません。 スレッドの実行を開始したことをホストに通知する関数を指します。

  • RunDll32ShimW 関数
    使用は推奨されていません。 指定されたコマンドを実行します。

  • WAITORTIMERCALLBACK 関数ポインター
    使用は推奨されていません。 待機ハンドルがシグナル状態になったこと、またはタイムアウトしたことをホストに通知する関数を指します。

関連項目

ホスト コクラス

ホスト インターフェイス

ホスティングの列挙体

ホスト構造体

履歴の変更

日付

履歴

理由

2010 年 7 月

CorMarkThreadInThreadPool 関数 関数に効力がないことを明確にしました。

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