Entity Data Model ウィザード

[アーティクル]
04/19/2011

Entity Data Model ウィザードは .edmx ファイルの生成に使用します。詳細については、「.edmx ファイルの概要 (Entity Framework)」を参照してください。 Entity Data Model Wizard ウィザードを使用すると、既存のデータベースからモデルを作成することも、空のモデルを生成することもできます。ウィザードを使用して既存のデータベースからモデルを生成する方法を紹介したビデオを見るには、「EDM ウィザードの使用方法 (英語)」を参照してください。

Entity Data Model ウィザードは、プロジェクトに ADO.NET Entity Data Model 項目テンプレートを追加した後で開始します。 Entity Data Model ウィザードで .edmx ファイルの生成を完了すると、ADO.NET Entity Data Model デザイナー (エンティティデザイナー) が起動します。詳細については、「方法: 新しい .edmx ファイルを作成する (Entity Data Model ツール)」を参照してください。

Entity Data Model ウィザードでは、次の手順に従います。

[モデルのコンテンツの選択]

[データベースから生成] をクリックすると、既存のデータベースから .edmx ファイルを生成できます。次の各手順では、Entity Data Model ウィザードの説明に従って、概念モデルに含めるデータソース、データベース、およびデータベースオブジェクトを選択します。

[空のモデル] をクリックすると、空の概念モデル、ストレージモデル、およびマッピングのセクションを含む .edmx ファイルをプロジェクトに追加できます。エンティティデザイナーを使用して概念モデルをビルドした後で、そのモデルをサポートしているデータベースを生成する場合は、このオプションを選択します。詳細については、「方法: 概念モデルからデータベースを生成する (Entity Data Model ツール)」を参照してください。
[データ接続の選択]

接続のドロップダウンリストから既存の接続を選択するか、[新しい接続] をクリックして [接続プロパティ] ダイアログボックスを開き、データベースへの新しい接続を作成します。

注 :

Visual Studio Express Editions はサーバーに接続できません。接続できるのは、データベースのファイルインスタンスだけです。

注 :
Visual Studio Express Editions はサーバーに接続できません。接続できるのは、データベースのファイルインスタンスだけです。

[データベースオブジェクトの選択]

.edmx ファイルに含めるテーブル、ビュー、およびストアドプロシージャを選択できます。

注 :
ストアドプロシージャを含めると、ストアドプロシージャに対応するエントリがストレージモデルに作成されます。関数インポートエントリは概念モデルに手動で追加する必要があります。詳細については、「方法: ストアドプロシージャをインポートする (Entity Data Model ツール)」を参照してください。

ストアドプロシージャを含めると、ストアドプロシージャに対応するエントリがストレージモデルに作成されます。関数インポートエントリは概念モデルに手動で追加する必要があります。詳細については、「方法: ストアドプロシージャをインポートする (Entity Data Model ツール)」を参照してください。

Visual Studio 2010 以降は、[データベースオブジェクトの選択] ダイアログボックスで以下のカスタマイズを実行できます。

.edmx ファイルが生成されるときに、単数形と複数形の英語のルールをエンティティ、エンティティセット、およびナビゲーションプロパティの名前に適用する。
外部キー列をプロパティとしてエンティティ型に含める。

詳細については、「[データベースオブジェクトの選択] ダイアログボックス (Entity Data Model ウィザード)」を参照してください。

Entity Data Model ウィザードの終了時に、モデル情報を含む .edmx ファイルが作成されます。 .edmx ファイルは、概念モデルとマッピングをグラフィカルに表示して編集できるエンティティデザイナーで使用されます。

Entity Data Model ウィザードでは、.edmx ファイルの CSDL の内容から生成されるクラスを含むソースコードファイルも作成されます。ソースコードファイルは自動的に生成され、.edmx ファイルが変更されるときに更新されます。

注 :
以前のバージョンの Entity Data Model ウィザードでは、.csdl、.ssdl、および .msl の各ファイルを参照していました。これらのファイルの情報は .edmx ファイルに含まれるようになりました。.csdl、.ssdl、および .msl ファイルは出力アセンブリに埋め込むか (既定)、出力ディレクトリにコピーできます (詳細については、「方法: モデルファイルとマッピングファイルを出力ディレクトリにコピーする (Entity Data Model ツール)」を参照してください)。.csdl、.ssdl、および .msl ファイルは編集用ではありません。.edmx ファイルに対する概念モデル、ストレージモデル、マッピングの変更は、ADO.NET Entity Data Model デザイナーまたは XML エディターを使用して行う必要があります。

以前のバージョンの Entity Data Model ウィザードでは、.csdl、.ssdl、および .msl の各ファイルを参照していました。これらのファイルの情報は .edmx ファイルに含まれるようになりました。.csdl、.ssdl、および .msl ファイルは出力アセンブリに埋め込むか (既定)、出力ディレクトリにコピーできます (詳細については、「方法: モデルファイルとマッピングファイルを出力ディレクトリにコピーする (Entity Data Model ツール)」を参照してください)。.csdl、.ssdl、および .msl ファイルは編集用ではありません。.edmx ファイルに対する概念モデル、ストレージモデル、マッピングの変更は、ADO.NET Entity Data Model デザイナーまたは XML エディターを使用して行う必要があります。

このセクションの内容

[モデルのコンテンツの選択] ダイアログボックス (Entity Data Model ウィザード)
[モデルのコンテンツの選択] ダイアログボックスの UI リファレンスを提供します。

[データ接続の選択] ダイアログボックス (Entity Data Model ウィザード)
[データ接続の選択] ダイアログボックスの UI リファレンスを提供します。

[データベースオブジェクトの選択] ダイアログボックス (Entity Data Model ウィザード)
[データベースオブジェクトの選択] ダイアログボックスの UI リファレンスを提供します。

参照

概念

ADO.NET Entity Data Model デザイナー

その他のリソース

ADO.NET Entity Data Model ツール
 Mapping Schemas and Storage Metadata (EDM)

ビルド日: 2011-04-18