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一意の ListenUri モードのサンプルを使用したサービスの探索

このサンプルでは、ListenUriMode プロパティが Unique に設定されているサービスを探索する方法を示します。ListenUriMode プロパティが Unique に設定されている場合は、ポートを一意に設定するか、GUID を付加することによってパスを一意に設定して、ListenUri を一意にする必要があります。

サービスの機能

TCP エンドポイントの ListenUriMode プロパティは、Unique に設定されます。これにより、UdpDiscoveryEndpoint エンドポイントを介してサービスを探索できるようになります。

クライアントの機能

このクライアントは、適切な Via.Uri を使用してサービスに接続します。この際、Find メソッドが使用されます。このメソッドから返された FindResponse は、有効な ListenUri を含んでいるかどうか、および Address.Uri とは異なるかどうかについて照会されます。適切な情報は InvokeCalculatorService メソッドに渡されます。InvokeCalculatorService メソッドでは、呼び出し元から ListenUri が渡され、適切な Via.Uri が設定された ClientViaBehavior がクライアントのエンドポイントに追加されます。

このサンプルを使用するには

  1. Visual Studio 2010 で、UniqueListenUriMode.sln を開きます。

  2. ソリューションをビルドするには、F6 キーを押します。

  3. [ソリューションの基本ディレクトリ]\service\bin\debug フォルダーに生成されたサービス アプリケーションを実行します。

  4. [ソリューションの基本ディレクトリ]\Client\bin\debug フォルダーに生成されたクライアント アプリケーションを実行します。

    クライアントは実行中のサービスを検索し、サービスのエンドポイントで公開されているメタデータをコンソールに書き込みます。

Ee530015.Important(ja-jp,VS.100).gif 注 :
サンプルは、既にコンピューターにインストールされている場合があります。続行する前に、次の (既定の) ディレクトリを確認してください。

<InstallDrive>:\WF_WCF_Samples

このディレクトリが存在しない場合は、「.NET Framework 4 向けの Windows Communication Foundation (WCF) および Windows Workflow Foundation (WF) のサンプル」にアクセスして、Windows Communication Foundation (WCF) および WF のサンプルをすべてダウンロードしてください。このサンプルは、次のディレクトリに格納されます。

<InstallDrive>:\WF_WCF_Samples\WCF\Basic\Discovery\UniqueListenUriMode