UI オートメーション クライアントのコントロール パターン マッピング

メモメモ

このドキュメントは、System.Windows.Automation 名前空間で定義されているマネージ UI Automation クラスを使用する .NET Framework 開発者を対象としています。UI Automationに関する最新情報については、「Windows Automation API: UI Automation (Windows オートメーション API: UI オートメーション)」を参照してください。

ここでは、コントロール型とそれに関連するコントロール パターンを示します。

コントロール パターンを次のカテゴリに整理して以下の表に示します。

  • サポートあり。 コントロールはこのコントロール パターンをサポートする必要があります。

  • 条件付きサポート。 コントロールは、コントロールの状態に応じてこのコントロール パターンをサポートする場合があります。

  • サポートされていません。 コントロールはこのコントロール パターンをサポートしません。カスタム コントロールは、このコントロール パターンをサポートする場合があります。

メモメモ

一部のコントロールは、コントロールの機能に応じて複数のコントロール パターンを条件付きでサポートします。たとえば、メニュー項目コントロールは、メニュー コントロール内での機能に応じて、InvokePatternExpandCollapsePatternTogglePattern、または SelectionItemPattern コントロール パターンを条件付きでサポートします。

このトピックは、次のセクションで構成されています。

  • クライアントの UI オートメーション コントロール パターン
  • 関連トピック

クライアントの UI オートメーション コントロール パターン

コントロール型

サポート状況

条件付きサポート

サポートなし

ボタン

なし

呼び出し、トグル、展開/折りたたみ

なし

カレンダー

グリッド、テーブル

選択、スクロール

チェック ボックス

トグル

なし

なし

コンボ ボックス

展開/折りたたみ

選択、値

スクロール

データ グリッド

グリッド

スクロール、選択、テーブル

なし

データ項目

選択項目

展開/折りたたみ、グリッド項目、スクロール項目、テーブル、トグル、値

なし

ドキュメント

テキスト

スクロール、値

なし

エディット

なし

テキスト、範囲の値、値

なし

グループ

なし

展開/折りたたみ

なし

ヘッダー

なし

変換

なし

ヘッダー項目

なし

変換、呼び出し

なし

ハイパーリンク

呼び出し

なし

イメージ

なし

グリッド項目、テーブル項目

呼び出し、選択項目

一覧

なし

グリッド、複数のビュー、スクロール、選択

テーブル

一覧項目

選択項目

展開/折りたたみ、グリッド項目、呼び出し、スクロール項目、トグル、値

なし

メニュー

なし

なし

なし

メニュー バー

なし

展開/折りたたみ、ドック、変換

なし

メニュー項目

なし

展開/折りたたみ、呼び出し、選択項目、トグル

なし

ペイン

なし

ドッキング、 スクロール、変換

ウィンドウ

進行状況バー

なし

範囲の値、値

なし

オプション ボタン

選択項目

なし

トグル

スクロール バー

なし

範囲値

スクロール

区分線

なし

なし

なし

スライダー

なし

範囲の値、選択、値

なし

スピン

なし

範囲の値、選択、値

なし

分割ボタン

呼び出し、展開/折りたたみ

なし

なし

ステータス バー

なし

グリッド

なし

タブ

選択

スクロール

なし

タブ項目

選択項目

なし

呼び出し

テーブル

グリッド、グリッド項目、テーブル、テーブル項目

なし

なし

テキスト

なし

グリッド項目、テーブル項目、テキスト

つまみ

変換

なし

なし

タイトル バー

なし

なし

なし

ツール バー

なし

ドック、展開/折りたたみ、変換

なし

ツール ヒント

なし

テキスト、ウィンドウ

なし

ツリー

なし

スクロール、選択

なし

ツリー項目

展開/折りたたみ

呼び出し、スクロール項目、選択項目、トグル

なし

ウィンドウ

変換、ウィンドウ

ドック

なし

メモメモ

サポートありのコントロール パターンが存在せず、条件付きサポートのコントロール パターンが 1 つ以上存在するコントロール型では、これらの条件付きコントロール パターンのうちの 1 つが常にサポートされます。

参照

概念

UI オートメーションの概要